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彌彦神社周辺散歩2022晩秋|弥彦村

2022年12月16日

お出掛け
10
散歩 7歳9ヶ月

本編は前記事「弥彦菊まつり」の後編にあたり、菊まつり見学前後に境内地や周辺観光地で見た晩秋の弥彦の様子になります。

【弥彦菊まつり2022】今年の大風景花壇は白川郷|弥彦村

【弥彦菊まつり2022】今年の大風景花壇は白川郷|弥彦村

新潟県弥彦村に秋の訪れを告げる恒例の県菊花展覧会「弥彦菊まつり」が、今年も11月1日から11月24日まで開催されました。 いまだ県外遠征するのをた…...

秋の装いだった玉の橋

晩秋の彌彦神社神橋

菊まつりに向かう際、彌彦神社一の鳥居を潜ってすぐ左手に見えるのが、神様だけが渡れるといわれる玉の橋です。

たもとにある銀杏が黄色い葉を落として朱塗りの橋のアクセントカラーとなり、普段見る景色とも違って秋がすっかり深まったことを実感させました。

これから雨になろうという日だったので御手洗川の水もかなり冷たそうに思いましたが、小川が珍しいのか、観光に訪れていた3~4人の子どもが石段下で季節外れの水遊びをたのしむ姿がありました。

彌彦神社初穂講 献穀米展示

菊まつりを見終え、ドーン太が待っているので車に戻ろうとしたところ、やぱり鹿の顔が見たくて方向転換(笑)。
境内地を移動中にたまたま前を通りかかったみずほ館で、「ご自由にご覧ください」と秋ならではの展示がされていたのでお邪魔してみました。

彌彦神社みずほ館

現在ある越後一宮彌彦神社の社殿は明治45年(1912年)3月に門前町で発生した火災のあおりを受け、旧社殿が焼失した後に再建されたものです。大正5年(1916年)に再建された現社殿を記念し、社殿の保全と農業振興を目的に創設されたのが、看板に見える初穂講です。

まだ新しいみずほ館は、平成27年(2015年)に彌彦神社初穂講の100年記念として建設されたもの。今でも新潟県内で1万人ほどの農家さんが講員として加入しているそうです。

奇しくも出掛けた11月23日は、彌彦神社で新嘗祭と初穂講秋季大祭が行われていた日でした。それに合わせるように毎年秋に行われるのが、初穂講員から献納された新穂米の品評会です。

初穂

彌彦神社御神田初穂

彌彦神社御神田初穂

彌彦神社の御祭神は天照大神のひ孫にあたる天香山命あめのかごやまのみこと。神武天皇の命を受けて人々に海水から塩をつくる技術や稲作などを授けたとされ、越後の文化・農耕・産業発展の祖神として親しまれています。

作付け・生産量ともに全国一のお米県にいがた。越後一宮彌彦神社で授与される熊手は、稲穂が添えられた農業県らしいものです。

奉納された稲穂 奉納稲穂の稲のアップ

講員より奉納された稲穂

初穂米品評会

彌彦神社米品評会
出品されていた新之助
出品されていたコシヒカリ玄米
コシヒカリ玄米の粒のアップ

みずほ館入って左手の部屋には、今年収穫された中の受賞米が展示されていました。

まだまだコシヒカリが多い感じでしたが、一角には平成29年(2017年)より一般販売されている新之助の玄米も見られました。

奉納米

彌彦神社奉納米の部屋

向かって右側の部屋には、自分の背丈ほどにも積まれた奉納米が。奉納されるだけでこの数は圧巻でした。

奉納されたコシヒカリの袋 奉納されたもち米と新之助

奉納米も多くはコシヒカリでしたが一部に新之助と、たった一袋の餅米も見られました。

さらに部屋の隅っこには▲こんなものも。
可哀そうなので大きな声では言いませんが、興味のある人はそっと画像にタッチしてみてください。

きっと、ダメなやつだって何かの役に立つこともある!

奉納米・初穂・品評米の三部屋を一望

普段目にすることのない貴重なものを、秋のみずほ館で拝見できました。

鹿苑と四季桜

彌彦鹿苑の雄鹿と雌鹿

貴重な寄り道をしながら、ようやく辿り着いた鹿苑。
万葉集にも詠まれている彌彦神社の鹿さん。神の使いともされる尊い生き物です。

彌彦鹿苑の雄鹿 雄鹿の立派な鹿角

相変わらずハーレム状態だった雄鹿さん。
角切りの後にはこんな風にフェイク角が被せられている時もあるのですが、この時は立派な角が印象的でした。

だけど…、ドーン太が大好きなんですよね、ストレス発散にカミカミする鹿角(笑)。
生え際のところなんか、ドーン太が噛む鹿角がそのまま頭に乗っかっている感じで

やっぱり早く車に戻らなきゃ!

彌彦神社林務棟前に咲いていた四季桜

そう思って鹿苑を通り過ぎようとすると、隣接してある神社の維持管理を行う林務棟前に、淡いピンクの花を咲かせる鉢植えの木を見つけました。

多分、四季桜の一種なのだと思いますが、秋から冬にかけて愛でる淡いピンクは特別感がありますね。

完全に出遅れだった弥彦もみじ谷

神聖な場所である神社境内は四つ足のモフモフを連れては行けませんが、例年彌彦神社とセットでたのしめる県内一の紅葉スポットとあり、弥彦公園はドーン太も一緒に散歩しました。

ただ、菊まつりと時期を合わせ、11月24日まではもみじ谷のライトアップが行われてイベントモード継続中。普段なら停め放題の最寄り駐車場も有料になるのです。

もう紅葉なんて見られない時期だと分かっていても、雨が降り出す直前で屋台が撤退を初めていても、せっかくの機会なので駐車場代500円を払って、5年ぶりになる弥彦公園散歩です。

弥彦もみじ谷へ向かうトンネルとドーン太

この長いトンネルを抜けると
そこは…

苔むした石段の上に立つドーン太 苔むした石段とドーン太のアップ

はい、スイマセン!
もうすっかり秋が終わったもみじ谷です(汗)

向こうの景色を見ているドーン太

・・・。

こちらに向かって何か言いたげなドーン太

観月橋ってこんなに良く
向こうが見通せたっけ?

いや、だからそれは…(汗々)

観月橋のたもとにいるドーン太
観月橋とアップのドーン太
観月橋とドーン太と弥彦山頂部
池のほとりの赤い橋とドーン太

見頃に来てもここ、午前中は逆光になる場所だし
人が多くて、こんな風に貸し切りでは撮れないでしょ。

それにモデルさん、全くやる気が無いし…

赤い橋の前で小首を傾げるドーン太

何、やる気が無いとは
聞き捨てなりませんなぁ!

弥彦公園の色あせたカエデ
晩秋の弥彦公園とドーン太
ドーン太の横顔のアップ
色あせて木に残る弥彦公園のカエデ
ひたすら木のニオイを嗅ぐドーン太 落ち葉とドーン太

何処に行ってもクン活激しいモデルさんを引きずりつつ(笑)秋の名残りを感じながら30分程度の弥彦公園散歩でした。

おしまいに

ドーン太を車に乗せると予報どおりに大粒の雨が落ちてきて、もみじ谷の紅葉には間に合わなかった私たちもこの日の雨はセーフな感じで、ずぶ濡れにはならずに済みました。
久々に、来年こそは紅葉真っ只中のもみじ谷にお邪魔してみたいものだと思いましたが…さて、その夢はどうなることでしょう。

そして来る2023年は兎年。その昔、弥彦山にはたくさんの兎が棲んでいたといわれ、温泉街には兎をモチーフにした商品も多くあります。最寄りの道の駅も、弥彦名物パンダ焼きのお店も新しくなったので、また春になった頃にでもドーン太と一緒に、兎にゆかりのある弥彦の街を散歩してみようかと思います。

Wednesday, November 23, 2022|ドーン太 生後2,830日

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そふぃあ
Posted by そふぃあ
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コメント(10)

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NOB  

2022/12/16 (Fri) 19:53

現実にはないけどハーレムって言葉にちょっと憧れる。(笑)

川流れるとことに彌彦神社ってあるんですね!
絵的にいいですね!

紅葉って行く時期迷いますね!
でも散っても一面赤い絨毯を・・・(;^_^A
次回はベストなタイミング狙ってください。(笑)

白黒大猫  

2022/12/17 (Sat) 09:05

フェイク角www

ダメ米で笑ったあとに、フェイク角に全部意識持ってかれました・・・可愛いというか
妙な肉厚感がある~~~笑笑笑
丼ちゃんは鹿さんをエモノ認定してましたか?
うちは奈良公園行った時は、鹿の方が先に天敵認定してきて(他にもワンコ居てたのに)
せんべい売店の人に「そのコ近付けんといて!」って怒られました(;^ω^)

そふぃあ  

2022/12/18 (Sun) 10:08
そふぃあ

To NOBさん

こんにちは。
コメントありがとうございます。

以前はもう少し雄鹿がいたような気もしますが、今は1頭くらいしかいないみたいです。
争わないから角も切らなくて良いのかな…と。

御手洗川はその名のとおり、その昔はここで身を清めてから参拝に行ったようです。
神様の渡る橋は特別ですし、周囲の木々の様子で季節が分かりますね。

もともともみじ谷は観光シーズンには人気の場所でしたが、近年はとみに人が多く集まるようになった気がします。
我が家も早朝を狙って行った年もありましたが、肝心な場所で逆光なので、苦労が報われない感じですっかり行かなくなりました。
赤い絨毯の時期も過ぎ、枯れ葉っぽくなったカエデとドーン太の記念撮影でした。

そふぃあ  

2022/12/18 (Sun) 10:13
そふぃあ

To 白黒大猫さん

こんにちは。
コメントありがとうございます。

指マーク写真、拡大してくださってありがとうございます。
奉納米の中にNGが入っているというのも不思議でしたね。

以前は鹿苑にももっと雄鹿がいた気がします。
発情期に争うので角を切るようでしたが、その切り口も危ないのでキャップを被せていたのだと思います。
今は1頭しか見当たらないようなので、角切りも必要無いのかも知れません。

鹿がいるのはまだ境内なので、ドーン太は一緒ではないんですよ。
大人になってから自分より大きな動物(犬も含め)は苦手になったみたいですが、牛やアルパカ、ヒツジなど、パピーの頃から一緒に見に連れていったので吠えることはありません。
安曇野の牧場で子どもが馬乗り体験した時も、吠えないので同伴し、その様子を眺めていましたから。

さえき奎(酒とソラの日々)  

2022/12/19 (Mon) 00:21

お疲れ様でした。

>秋の装いだった玉の橋

清冽な雰囲気の漂う参道ですね。
レポートを拝見・拝読して、是非訪れてみたいと思ったお社です。
鹿さんは、写真で見ている限りは可愛いんですが、野生の実物に遭遇するとかなりビビりますね(笑)。
特にエゾシカはでかいので、もう恐怖としか言い様がないです。
帰省の折、群れがいきなり道路を横切って急ブレーキを踏んだことも何度かありました(笑)。

そふぃあ  

2022/12/19 (Mon) 08:46
そふぃあ

To さえき奎さん

こんにちは。
コメントありがとうございます。

実は越後一宮は二つ存在するのですが、私は普段から馴染みの彌彦神社推しです。
火災後に建て替えられてさらに規模が大きくなっていますし、杉並木の参道は凛とした癒しの空間です。

私は野生のカモシカに遭遇したことがありますが、檻の中の鹿とは違って、一瞬緊張するような感じがありますね。
エゾシカは頭の先までは大人の身長くらいあるでしょうか。
車の前に出て来られたら、それはもうビックリですね。
事故にならずに何よりでした。

駐在おやじ  

2022/12/19 (Mon) 10:26

もみじは 残念でしたが、 あの階段 コケが生えてて雰囲気いいですね
滑りそうではありますが・・・・・

鹿の角をかみかみ するんですか?
こちらの鹿さんに やっちゃったら大変ですね wwww

  駐在おやじ

そふぃあ  

2022/12/19 (Mon) 16:46
そふぃあ

To 駐在おやじさん

こんにちは。
コメントありがとうございます。

人の手によって造られた公園は、見頃には綺麗ですが紅葉が終わってしまうと見るも無残な感じがあります。
そうですね、苔むして良い雰囲気の公園散歩でした(笑)。

犬はストレス発散にカミカミ好きですよ。
歯を痛めてしまう子もあるので注意が必要ですが、硬い鹿角は噛み始めるとたのしいらしいです。
あと、鹿や馬の肉はおやつにもピッタリで、ウチは乾燥肉をご褒美おやつとして与えたりもします。
ドーン太が一緒ではなかった鹿苑でしたが、いたらどんな反応をしたのかな?と思ってしまいます。

うしかい座  

2022/12/21 (Wed) 06:13

おはようございます。

稲穂が奉納されるのですね。
受賞米はきっと見た目に出来が良いのでしょうけど、素人が見ても分かりません。
同様に残念な方も何がダメか分からないかも。
それにしても、はっきりダメとは厳しいですね。
こういうところも、コメどころ新潟ならではな感じもします。

そふぃあ  

2022/12/21 (Wed) 08:38
そふぃあ

To うしかい座さん

こんにちは。
コメントありがとうございます。

新米の稲穂や玄米が奉納されるようです。
受賞米にはプレートが付いていましたが、素人目には分からなかったです。
粒の大きさや形が揃っているものが優良米なのでしょう。

丹精込めて育てたお米ですから、ダメでもきっと美味しいと思います。
米粉などに加工すると、また別の使い道も有りそうですしね。