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三国川ダムの自然越流風景2022|南魚沼市春の風物詩

2022年06月24日

ダムマニア
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ダム 7歳2ヶ月

新潟県魚沼市にあり、まるで流氷のような景色が広がっていた破間川ダムの「雪流れ」の様子も凄かったですが、お隣の南魚沼市にも春限定で見られる特別なダムの風景があるので、4年ぶりに豪雪地帯ならではの遅い春の景色をたのしんできました。

まるで流氷みたい!春の訪れを告げる破間川ダムの絶景「雪流れ」|魚沼市

まるで流氷みたい!春の訪れを告げる破間川ダムの絶景「雪流れ」|魚沼市

我が家周辺のソメイヨシノがすっかり散った4月半ば過ぎ、同じ県内でも雪深い地域はようやく遅い春を迎える時期がやってきます...

南魚沼に春を告げる三国川ダムの越流風景を見に行く

自然越流中の三国川ダムとドーン太

お邪魔したのは南魚沼市清水瀬の地に18年の歳月をかけ、平成4年(1992年)に多目的ダムとして完成した三国川さぐりがわダムです。

南魚沼市を流れる三国川さぐりがわは日本一の大河・信濃川水系の川で、越後三山の沢水を集めて魚沼盆地へと下って行くなかで魚野川と合流し、やがて信濃川に注がれます。川は三国さんくにの名のとおり、上野の国(群馬県)、岩代の国(福島県)、越後の国(新潟県)の三県にまたがっており、少し訛って「さぐり」と呼ばれるようになったとの説があります。

そして皆さん、ドーン太の後ろに見える光景が、ダムマニアも喜ぶ特別なものであるということにお気づきでしょうか?
そう、放流しているんです!

三国川ダム春の放流2022遠景
三国川ダム春の越流風景2022
非常用排水吐を流れる雪解け水
減勢工へと流れ落ちる雪解け水

ダム正面からの放流は、計画水位を超えてダム湖の水位上昇があった場合というのが一般的です。つまりここから放流される場合は、台風や大雨などで流域に危険が迫っている時といえます。

では平時にも関わらず、どうして放流されているのか?
それはここが、雪深い南魚沼という地だからに他なりません。

冬になれば積雪が4mにもなる三国川ダムでは、春先になって雪解けがはじまるとダム湖内に大量の融雪水が流れ込んで水位が上昇します。ダム湖が溢れそうになった時に自然に水が流れ込んで使われるのが非常用排水吐で、三国川ダムの非常用洪水吐は洪水の心配がない時の常用洪水吐を兼ねた構造になっているため、融雪水で水位が上昇する毎年4月から5月上旬にかけて自然越流による放流風景が見られるというわけです。

三国川ダムの放流風景を振り返り見るドーン太

ここからの絵ばっかりじゃ
4年前の訪問記と全く一緒になっちゃうよ。

…とドーン太が言うので、真正面からの越流風景は動画入りの過去記事で確認していただくとして、この度はまた違った角度から越流風景が眺められそうな場所を探しつつ移動してみようと思います。

春を告げる三国川ダム放流

春を告げる三国川ダム放流

春になったら、是非もう一度訪ねてみたかった三国川ダム。変わった読みの「さぐりがわ」。その名のとおり...

ちなみに、三国川ダムが完成して今年で30年になりますが、その間、雪解け時期以外にたった一度だけ越流したのが、平成23年(2011年)7月に発生した新潟・福島豪雨の時でした。

天端から見る三国川ダムの春

三国川ダムの石碑とドーン太

三国川ダムは国土交通省直轄管理の中央コア型ロックフィルダムです。(堤高119.5m、堤頂長419.5m)
地域に開かれたダムとして有名で、天端には地元作家さんの作品が点々とみられるほか、我が家は監査路の見学でも数回お邪魔しています。

しゃくなげ湖とロック原石山

天端に立つドーン太としゃくなげ湖

ダム湖付近はシャクナゲの自生地であることから「しゃくなげ湖」の名で親しまれています。

三国川ダムのロック しゃくなげ湖の奥に見えるロック原石山跡地

天端を歩いていても、堤体に使われているロック材を間近に見ることができます。

計画当初、三国川ダムは重力式コンクリートダムでの建設が予定されていました。しかし地質調査の結果、周辺地が硬い岩盤になっていることから、ロックフィルダムが最適という結論になりました。

しゃくなげ湖の奥に三角に見える法面が、ロック材を採取したロック原石山跡地になります。

放流設備と下流域

しゃくなげ湖側(上流部)にある排水吐の様子

この日ゲートが開いてダム湖の水が流れ込んでいたのが非洪水時常用排水吐で、洪水が起こりにくい冬などに水を流す設備です。梅雨時期や台風時期などで洪水が想定される時期にはゲートが閉じられ、自然に水が流れ込んで使われるのが非常用排水吐です。

※過去に行った際の写真に名称が載せてあるものがありましたので、▲上の画像をクリックorタップすると各名称が表示されてわかり易いと思います。

天端から見下ろす放水路 三国川ダム下流の様子

越流した水は管理橋を潜って放水路を下ります。

三国川の上流部は高度差が大きく、V字型の険しい谷を縫うように流れています。このため水害も多く、昭和44年(1969年)8月に発生した信濃川流域を襲った集中豪雨による大洪水により、死者4人、重傷者9人、建物被害3,300戸、被害総額42億円(魚野川流域)の被害が発生しています。

また、昭和42年(1967年)と同48年(1973年)には渇水によって農作物に深刻な被害を与えており、これを機にダム建設が計画され、現在のような美味しいお米や農作物の育つ豊かな地域へと発展しています。

三国川ダムの天端に立つドーン太

奥に見える「わらび野トンネル」

左岸側よりビューポイント探し

階段歩道の入口に立つドーン太

ダム天端の突き当りには「わらび野トンネル」があり、その手前に堤体に沿うように階段歩道が整備されていました。

階段歩道入口(階段最上部)からは放流している様子が遠く真横からしか見えなくて、まるでスキーのジャンプ台を横から観戦しているような感じ…。

階段歩道入口から見た放流中の三国川ダム 左岸側階段歩道上からみた放水路のアップ

希望としてはもう少し放水路の近くで迫力ある様子を見たかったので、左岸側の堤体を眺めながらさらに階段歩道を下りてみることにしました。

階段歩道の脇に咲き始めていたシャクナゲの花

階段歩道の途中にあった平場には、たった一輪、咲き始めのシャクナゲの花を見つけて気分上々。

三国川ダムのロックの上に立って放流の様子を見ているドーン太

そしてシャクナゲの花が咲いていた平場辺りから、階段歩道は放水路の方に向かって延びていてホッとしたのも束の間。

その道の途中には、放水する三国川ダムの様子を眺めながら、優雅にお弁当を広げている先輩女性の姿があるではありませんか!

もしかして、下から車で来れた場所だった?

ロックの上からこちらを振り返り見るドーン太

なぬっ!

階段歩道途中から見下ろすであい橋付近

だってほら
一番最初に真正面から放水路を撮影した「であい橋」があんな近くに!

ロックの上に立って笑顔のドーン太

いやいや、かぁ~さん
ダム堤体のロックの上に直に立てるなんて、なかなか無いことだと思うよ。

野外ステージから見上げる放流の様子

三国川ダム野外ステージに立つドーン太

階段を下り始めた時から薄々想像はつきましたが(笑)自分たちが希望する放流風景が見られる場所というのが、野外ステージが設けられた芝生広場からの眺めでした。

野外ステージから眺める放水路とドーン太

ほぼ横に立って、流れ落ちる放水路の様子を眺めることができるのです。

野外ステージ広場を小走りに放水路に近づくドーン太 三国川ダム放水路を見上げるドーン太

この時の様子は動画でどうぞ!

▲クリックorタップでYouTube再生

野外ステージから見る三国川ダム自然越流の様子 春の越流中の三国川ダム放流水路のアップ

こんなにも接近し、放流する様子を見上げられる絶景ポイント。
だけど腕の足りぬ写真では、であい橋から撮ったアップ画像と変わらぬ迫力に感じてしまうのも確かなところ…(汗)。

こちらを見上げて何か言いたげなドーン太

労多くして功少なし

おまけ

野外ステージ広場に置かれた彫刻「森の詩」と並ぶドーン太 野外ステージ広場に置かれた彫刻「森の詩」

野外ステージ広場にあり、ポケストップになっていた彫刻「森の詩」

ポケGoでもお世話になっているブログ友さんに、翌日、勝手に送らせていただきました。

行きはよいよい帰りはトレーニング!?

三国川ダムのロック堤体に立つドーン太

それにしてもロックフィルダムというのは、コンクリートダムとはまた違った、大自然の景観にも溶け込むようなスタイルで素敵ですね。

先にも述べましたが、三国川ダムの堤体は120m弱の高さがあります。
その高さにあまり傾斜がきつくならぬよう、緩い勾配でカーブを描くように整備されている階段歩道。帰路は下りてきた分を上がらなければならないという…(笑)

毎年GWになると、行くつもりもなくいつの間にか山登りになって「何でだよ!」と思うことが良くありましたが、やっぱり今年もそんな修業が待っていました(爆)

階段の上から飼い主を見下ろすドーン太

かぁ~さん、あともう一息!

散策終わりのクールダウン

三国川ダム管理棟脇にある水路とドーン太 水路の水でクールダウンして笑顔のドーン太

南魚沼に着いて真っ先に、鯉のぼりが泳ぐ登川で水遊びをしたなんてことは関係ありません(笑)

三国川ダムならではの春の光景を堪能したあとは、三国川ダム管理所脇にある天端公園の水路でクールダウン。ここでも現地調達の棒切れを使って遊びますが、できるだけ水路の中に入らず省エネでレトリーブするドーン太の姿は、川遊びの時とは全く違って別犬のように感じられるのも面白いところです。

おしまいに

階段歩道から見た三国川ダム春の放流風景

普段はもの言わぬダムですが、春先に見せる大自然とのコラボ風景は、やはり何度見ても迫力の光景であると思います。今年も本格的な梅雨の時期がやって来ましたが、大雨になったとしても洪水の心配なく安全に暮らせるのも、そこにダムがあって活躍してくれているお陰ですね。

これまでの30年も、これからの未来も、同じように南魚沼の地を水害や灌漑から守ってくれる三国川ダムという頼もしい存在。日本一のお米があるのも、ドーン太が大好きな八色スイカが大きく実るのも、しっかり治水されているからこその恵みなのだと、三国川ダムにお邪魔する度に感じます。

Wednesday, May 4, 2022|ドーン太 生後2,627日

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そふぃあ
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コメント(16)

There are no comments yet.

徳川たぬこ  

2022/06/24 (Fri) 16:37

(*´꒳`*)こんにちは

三国川みくにがわと書いてさぐりかわと読むなんて絶対読めませんΣ(⁰▿⁰ノ)ノ!
ルビばんざい笑

ダムの放流、すごい迫力ですね
ドーン太くんも振り向いて二度見していますね(*´艸`*)
動画で見られるとは、ありがたかったです
(そふぃあさんのご健脚に感謝です)

ロックフィルダムにイシツブテやゴローンがたくさんいる所がそそられました笑

マクノスケ  

2022/06/24 (Fri) 17:00

これは凄い!

これは壮大に撮れてますね!
ドーン太くんも気持ち良さそう。
これだけ広いと撮り甲斐があったのでは?
たしかにスキーのジャンプ台みたいですね。
私は足のこともあるので行けるダムも制約されてるんですけど、
こんなところだったら行ってみたいなあ。

NOB  

2022/06/24 (Fri) 19:25

このダムも良き場所にありますね!

ドーン太君に催促されながら登るのもある意味いいのかもね!

良い週末をお過ごしください。

さえき奎(けい)  

2022/06/24 (Fri) 22:10

No title

ロックフィルダムは、何となく「手作り(の訳ありませんが)感」があって好きなんです(笑)。
金沢勤務時代に手取川ダム、九頭竜ダム、御母衣ダムなどよく行きましたが、一度も放流している現場を見た記憶がありません。
動画も拝見させていただきましたが、一枚の布にしか見えないですね。
貴重な画像をありがとうございました。

そうそう、動画のご教示ありがとうございました。
もうこれでバッチリですので、いつか「クラウンフラッシュ」の動画を掲載出来る日が来るかも知れません(笑)。

-  

2022/06/25 (Sat) 09:20

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

MIZU  

2022/06/27 (Mon) 06:20

おはようございます

久しぶりのダム記事をゆっくりと拝見させていただきました。
迫力満点のロックフィルダムですね。ドンちゃんも楽しそうwww
黒部のダムは観光放水が始まったようです。

そふぃあ  

2022/06/27 (Mon) 09:54
そふぃあ

To 徳川たぬこさん

こんにちは。
コメントありがとうございます。

新潟の地名は、意外と難読漢字が多いんですよ。
ホント、私も他県民だったら「さぐりがわ」とは読めないと思います。

平和な時に見られるダムの放流風景は、そこにダムがある存在感と安心感を体験できると思います。
これも雪があってのことですよね。

堤体ロックに顔でも書けば、もっとポケGoマニアさんにも面白い記事になったでしょうか(笑)
ホント、堤体にイシツブテやゴローンがゴロゴロ!(笑)

そふぃあ  

2022/06/27 (Mon) 10:08
そふぃあ

To マクノスケさん

こんにちは。
コメントありがとうございます。

車で走って行くと、山間に溶け込むように巨大なロックの堤体が現れて、一瞬「おぉ!」と思います。
意外と散策路があるとくまなく探検に行くんですけど(笑)三国川ダムは見どころもいっぱいで堤体の中に潜り込むことが多かったので、堤体周辺の散策が遅くなってしまいました。
ほぼ横から見る放水路は、白馬で見たジャンプ台さながらに思いました。

GWの頃はすでに気温も上がりつつあって暑かったですが、ひと汗かけて運動した気分になれて良かったですよ。

そふぃあ  

2022/06/27 (Mon) 10:13
そふぃあ

To NOBさん

こんにちは。
コメントありがとうございます。

天端上から下流方向を眺めると、ここにあって大きな役目を果たしているのが良く分かります。
ロックの堤体は大自然にも溶け込んで、巨大な要塞のようでもあってワクワクします。

ちょっとした山登り気分での散策は、時々ドーン太に引っ張ってもらいながら。
ちょこちょこと水に浸かってドーン太がクールダウンできるのも、ダムの良いところですね。

そふぃあ  

2022/06/27 (Mon) 10:37
そふぃあ

To さえき奎さん

こんにちは。
コメントありがとうございます。

三国川ダムはもともと地元にある岩を使っているので、ダムの堤体になっても違和感なく自然な感じがします。
大自然の中に突如人の手が加わった建造物がある点では、山城にも合い通ずるものがあると思っています。

春に放流風景が見られるのも雪国ならではです。
自然越流が始まったばかりの時には、放水路に鱗のような模様ができるのですが、安定越流の時期になると放水路全体が真っ白にしか見えませんね。

私もデジタルカメラに動画撮影機能が備わっていることに気付いたのが、使い始めて半年した頃でして(笑)スイッチ一つで切り替わるので、何もビデオカメラと二台持ちなんて必要ないじゃないか…yって。
是非、クラウンフラッシュを動画で撮影されてみてください。

そふぃあ  

2022/06/27 (Mon) 10:40
そふぃあ

To 鍵コメさん

こんにちは。
コメントありがとうございます。

おすすめは、6月の半ばくらいに運営さんからメールが来て知りました。
もしかしたら、内緒さんが推してくださったお陰なのかも。
拙いブログを推していただきありがとうございました。

いろんな人に教えていただき、支えていただいてここまで続けられている気がします。
これからも宜しくお願いします。

そふぃあ  

2022/06/27 (Mon) 10:44
そふぃあ

To MIZUさん

こんにちは。
コメントありがとうございます。

ロックフィルダムは近隣の山からロック材を運んで使ってあるので、大自然に溶け込む感じで良いですよね。
ダム堤体は切り立った印象がありますが、ロックフィルだと緩やかで、その場に立てたりするのも魅力です。

黒部ダムの放水は迫力満点ですよね。
ずっと行ってみたい場所ですが、ケーブルカーの問題があって今は行けないのが残念。
老後のたのしみにとっておきます(笑)

駐在おやじ  

2022/06/27 (Mon) 10:44

確かに ダムの放流って 見たことないです
というか 放流しないといけないような状況の時に ダムに近づかないですしね

そう考えると 放流してるのを見れるここは 貴重なダムですね
とってもきれいなダム 見せていただいてありがとうございます

でも 水冷たそうです ^^

  駐在おやじ

そふぃあ  

2022/06/27 (Mon) 10:48
そふぃあ

To 駐在おやじさん

こんにちは。
コメントありがとうございます。

春の放流風景があるのも、雪国ならではですね。
安全な放水はダムの美しさが感じられて、マニアだけでなく観光客も必見だと思います。

GWの頃ですので、まだ水は冷たかったと思います。
堤体散策は少し暑いくらいだったので、ドーン太のクールダウンには丁度良かったです。

うしかい座  

2022/06/28 (Tue) 18:55

こんばんは。

スキーのジャンプ台みたいな傾斜で迫力満点です。
ここが溢れているという事は、冬の積雪がたっぷりあったという事ですよね。
空梅雨の傾向に見えますけど、この流域に関しては心配ご無用という事かと思いました。

この傾斜を登るのってすごく大変そうで、今日みたいに暑くなったら無理そうです。

そふぃあ  

2022/06/29 (Wed) 08:38
そふぃあ

To うしかい座さん

こんにちは。
コメントありがとうございます。

滑り落ちるに、水もスキーもこの角度って大切なのかも知れませんね。
真っ白な表面がまるで雪が降り積もったみたいで、間近で見てもジャンプ台のようでした。

今年の冬は積雪が多かったですから、雨季に降水量が少なかったとしても、こちらの水瓶の心配は殆どないと思います。
それでも灌漑のあった昔もあったようですので、洪水にしても利水にしても、ダムの存在というのは大きいのだと思います。

GWの頃も暑くなりはじめでこの坂がきつかったですが、今の真夏日では外歩きも無理でしょう。
私もドーン太と一緒に、水たまりで遊びたい気分です(笑)