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01塩そば元味【麺屋 坂本01 新潟駅前店】新潟市|東京でも新潟でもミシュランガイドのビブグルマンに掲載されたラーメン店

2022年03月09日

イケ麺パラダイス
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ラーメン ミシュランガイド ビブグルマン

総務省が2022年2月8日に発表した家計調査において、「中華そば」の外食費で過去8年連続で日本一だった王者・山形市を抜き、このたび新潟市が初めて全国一の栄冠に輝きました。実は新潟市民1世帯あたりの外食支出金額は全国平均よりも低くく、中華そば(ラーメン等)の出費額だけが全国平均の2倍と突出しているのだそうです。

理由としては、新潟県は人口10万人当たりのラーメン店の数が26.1店と全国第4位と多いことが上げられます。また、総務省が発表した家計調査の「カレー」で1位になったのも新潟市で、国民食ともいえるカレーとラーメンを一緒に味わいたいという客の声から誕生したカレーラーメンをはじめ、醤油・味噌・背脂・生姜など、各地域で異なった特色を持つ「新潟5大ラーメン」と呼ばれるご当地ラーメンが存在すること。さらには豚骨・麻婆や創作系も合わさって、ラーメンのバリエーションがとにかく豊富で、ラーメンの食べ歩きをするなら新潟!と言っても過言では無いのです。

そんな日本一外食でラーメンを食べる新潟市の駅前には、東京のミシュランガイド「ビブグルマン」にも掲載されたお洒落な名店が存在します。

新潟駅前に移転してきた東京の有名人気店「麺屋 坂本01」

ホテルリブマックス新潟駅前の一階に店舗を構える麵屋坂本01 麵屋坂本01の外観

この日お邪魔したのは、ビジネスホテル「ホテルリブマックス新潟駅前」1階に店舗を構える「麺屋 坂本01 新潟駅前店」。2019年5月に、以前の「麺処清水 新潟駅前店」跡地に入ったラーメン店です。

お店には駐車場が無いためCoCoLo新潟の立体駐車場に車を停め、新潟駅の万代口から徒歩2~3分という立地にあります。日曜日のみ通し営業になるのですが、我が家が伺ったのが土曜日だったため、夕方5時からの営業開始を待っての初訪問となりました。

麵屋坂本01新潟駅前店の外観正面

実はこちらの坂本01さん、創業当初は東京都北区の王子神谷に店舗を構えるラーメン専門店でした。2017年4月にオープンするや否やたちまち人気店となり、2018年には東京ミシュランガイドのビブグルマンに選ばれるという快挙を成し遂げています。

ところが、2018年8月に王子神谷のお店は突如閉店。2019年3月になると今度は大田区大森に移転し「ラーメン屋がはじめたうどん店」として再出発を果たします。(うどん店は2020年11月30日に閉店)

さらに同年5月に「麵屋坂本01新潟駅前店」、同年8月には上越の直江津に「麵屋坂本02」をオープンさせると、シュランガイド新潟2020ビブグルマンにも掲載されるなど、新潟でも変わらぬ人気ラーメン店となって現在に至ります。

ビブグルマンとは
グルメ情報のガイドブックとして知られる「ミシュランガイド」の星の評価からは外れるものの、良質な料理を高いコストパフォーマンスで提供する飲食店やレストランのこと。値段以上に満足できるおすすめ店。

東京と新潟、ビブグルマン二冠達成の味が揃う

麵屋坂本01の券売機

坂本01新潟駅前店のメニューはシンプルで、東京ミシュラン2018ビブグルマンの「01中華そば」、新潟ミシュラン2020ビブグルマンの「01塩そば」、「坂本01限定メニュー」、「坂本式麻婆担々麺」、サイドメニューの「炙りチャーシュー丼」と「チャーシュー混ぜご飯」。

そしてこの時には販売停止になっていましたが、直江津にある坂本02も新潟2020ビブグルマン掲載店であるので「02鶏塩そば新味」というメニュー構成。

チャーシュー麺は200円増し。麺大盛りは150円増し。味玉100円。全部乗せ380円。

店内の様子

麵屋坂本01のカウンター席だけの店内の様子

購入した食券を店員さんに手渡して案内された店内が、良く知るラーメン店の雰囲気ではなく、まるでお洒落なカフェに来たようでまずビックリでした。

まだ誰も客の居ない店内。厨房前にコの字型にセットされたカウンターは全13席。厨房前の棚上にはサイン色紙と「NO RAMEN NO LIFE」の文字。

座った席からみえる01のロゴが描かれた店内壁

我が家が案内された席の正面の壁には、デザイナーさんに描いてもらったという「01」のロゴが印象的。背後には大きくて開放的なガラス窓がありました。

坂本01店内に貼られた東京ミシュラン2018ビブグルマンのポスター

ミシュランガイド「ビブグルマン」をたのしむ

ミシュランガイドのビブグルマンに選ばれたメニューは醤油と塩の2種類。どちらを食べようか散々悩んだ末に券売機のボタンを押した結果、良いように丼父さんと好みが分かれて両方の味をたのしむことができました。

ミシュランガイド新潟2020ビブグルマンを味わう

01塩そば元味

01塩そば元味(750円)|味玉(100円)

丼の真上から見た01塩そば元味

私が選んだのは「01塩そば元味」。券売機のボタンに「ミシュランガイドビブグルマン2020新潟」と表示されていたメニューです。

運ばれてテーブルに置かれた瞬間、思わず「ぅわぁ~っ!」と小さく声をあげてしまうほど綺麗な一杯。見た目からすでに美味しくて、思わずここで一つ深呼吸。

トッピングはレアチャーシュー、メンマ、長ネギ、水菜といたってシンプルです。

01塩そば元味のスープ

透明度抜群な淡麗塩スープは角が無くてまろやかな味わい。浮いている脂は牛脂で、コクと甘みをプラスしています。

このスープだけだと大人しめな味にまとまってしまいそうに感じますが、たっぷり振りかけられたブラックペッパーのピリピリが次第に口の中を占領していくので、ちょっとオイリ―に感じるスープも飽きずに食べ切れてしまうようです。

01塩そば元味の麺リフト

透けるようなスープの中に、美しく整った麺線も見事だった中太ストレートの自家製麺。パスタのような丸麺はスープも良く絡み、歯切れも良くてスルスルと入ってきます。

麺の形状と強めに出るブラックペッパーの辛味、さらには店内の雰囲気もあって、途中からラーメンを食べているのか、スープパスタを食べているのか分からなくなるような不思議な錯覚がありました。

トッピングのレアチャーシューと極太メンマ

トッピングのネギを退けると、その下からは大判レアチャーシューと極太メンマが顔を覗かせます。

豚の肩ロースと思われる極薄のレアチャーシューは、熱いスープの中においても硬くならず、ほのかに甘みを感じる脂身のバランスも良く、何よりブラックペッパーにマッチして美味しかったです。極太メンマは繊維を断ち切るかたちでカットされているので食べやすく、味付けも良くて丁寧な仕事ぶりが伺えました。

坂本01の味玉断面図

追加トッピングの味玉(100円)

綺麗なスープの色を壊さぬよう味玉の味付けも塩ベースのようで、薄っすらと色付いただけの見た目。しっかり味がしみた黄身は申し分のない半熟加減と塩味加減で美味しかったです。

この日も昼兼夕食の一杯だったので味玉追加してみましたが、何処をとっても丁寧な仕事ぶりが伺え、見た目も味も綺麗な一杯に出会えました。

坂本01の推し麺は東京2018ビブグルマンの醤油

01中華そば元味

01中華そば元味(700円)

丼父さんが選んだのは、券売機に「ミシュランビブグルマン2018東京」と表示されていた店の看板メニュー「01中華そば元味」。 美しく盛られた麺の上にはレアチャーシューと極太メンマ、そしてすりおろし玉ねぎに国産の青山椒が香りと爽やかさをプラスした一杯です。

運ばれてきた実物を見た瞬間、我が家も購入した某ラーメン雑誌の、その表紙を飾っていたのがこの美麺であったと今更のように気が付いた次第でした。

おしまいに

大きな窓のある方から見た麵屋坂本01外観

この度の話の中に何度も登場したミシュランガイド新潟2020。ここに掲載されたラーメン店は全部で29店舗あり、そのうちビブグルマンが5店舗、星獲得にはいたらぬもののミシュランの基準をクリアしていると評価されたお店に与えられるミシュランプレートが24店舗でした。そこに名を連ねる名店を眺めていると、すでに私がお邪魔したことのある店が半数以上であることにも驚き、嫁ぐまでの22年間新潟市民であった私も、十分にラーメン外食にお金を費やしているのだと実感しました。

なかでも、ラーメン専門店らしからぬ独特な店の雰囲気を醸し出していた麵屋坂本01新潟駅前店。小洒落たカウンター席でいただく見えぬ手間暇の掛かった美麺は、やはり最後までラーメンを食べているというより、洋風ヌードルを啜っているイメージの方が強いものでした。確かに、完成度の高いこの一杯が700円、750円という値段設定は、元が取れないのではないかと思う程コスパが良いのだと思いました。

そしてビブグルマン新潟2020のうち、まだ私が行ったことの無い最後の1店舗というのが、直江津にある系列店「麺屋坂本02上越店」なのです。こちらも同じようにお洒落な空間で食事ができるのだとか。醤油の方が看板メニューという坂本01新潟駅前店で塩を味わったので、看板メニューが塩であるという坂本02上越店でも是非、もう一つのミシュランの味を堪能してみたくなりました。

ご馳走様でした。(Saturday, February 12, 2022)

麵屋坂本01の看板

麺屋 坂本01 新潟駅前店

  • 場所:新潟県新潟市中央区花園1-7-10 ホテルリブマックス新潟駅前1F ※Google Mapリンクアイコン
  • 備考:2019年5月8日OPEN
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そふぃあ
Posted by そふぃあ
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コメント(14)

There are no comments yet.

徳川たぬこ  

2022/03/09 (Wed) 15:54

こんにちは(*´꒳`*)ノ

すごいです❣
全国を食べ歩かなくても、美味しいラーメンは全部新潟に揃っていると言っても過言ではなさそうですね❣

美しく透き通ったスープ、見た目はあっさり系なのですが
コクと、甘味まであるとは驚きです
あと 醤油の方も、盛り付けが綺麗ですね
やはりラーメンは外食で食べるものだと改めて思いました笑

いつも素晴らしいイケ麺レポートをありがとうございます♡(*´꒳`*)ノ

マクノスケ  

2022/03/09 (Wed) 17:09

美味しそう!

この透き通ったスープ!
凄く美味しそうです。
パスタのような感じなんですかね。
麺はラーメンで味付けが洋っぽい感じなんでしょうか?
お店のデザインも愉快な感じで良いですね。
最後の醤油ラーメンもとっても美味しそうです。

もふもふミッフィー  

2022/03/09 (Wed) 17:19

うわ~、この透明なスープ、美味しそうですね~(≧▽≦)
これはラーメンと言うよりもまさにスープパスタ。
と言うか、スープがメインのようにも見えますね。

新潟ってお酒のイメージだったんですが、食も色んな文化が栄えてていいなぁっておもいました。
こんな風に珍しいラーメンとか、なかなか出会えないから、羨ましいです(*^。^*)

NOB  

2022/03/09 (Wed) 19:33

「中華そば」での外食費が日本一になられたのね!
博多の人も結構ラーメン食べてるけど、どれだけ食べてるのって感じですよ!(;^_^A

塩も澄んだスープでいいけど、私は醤油かな・・・

うしかい座  

2022/03/09 (Wed) 21:03

キレイです

こんばんは。

塩も醤油も、見た目が驚くほどきれいです。
これは食べなくても、美味しいと思えます。
流石は新潟、レベルが高い。
中華そばの外食費に、はっきり出ているんですね。
お金をかけるから、お店も増えるしレベルも上がる、という構図を理解できました。
どうりで、どこで食べても美味しい筈です。

さえき奎(酒とソラの日々)  

2022/03/09 (Wed) 21:56

01塩そば元味
01中華そば元味

どちらもめちゃんこ美味そうですね。
特に塩は垂涎ものです。
私は子供の頃からのラーメン好きですが、奇を衒わないフツーのラーメンが大好きです。
そふぃあさんがおっしゃるように、ラーメンは基本的にシンプルであるべきだと思います。
ただ一点「レアチャーシュー」について、いつかそふぃあさんの本音が聞きたいと思います(笑)。

そふぃあ  

2022/03/10 (Thu) 08:43
そふぃあ

To 徳川たぬこさん

こんにちは。
コメントありがとうございます。

気が付けば、自分の行動範囲の中にはいろんな種類のラーメンがある幸せ。
他県に遠征した時にいただくご当地ラーメンもまた好きです。

豚モツは食べられるのに、牛モツは脂が強くてちょっと苦手な私です。
だけど坂本さんの牛脂は軽くて、透明スープにもマッチして嫌味が無くて食べられました。
醤油は盛り付けも綺麗ですし、クッキリとした醤油の味もあって、全く違ったスープになっていることに感動でした。

こういうスープ、どんなにがんばっても家で真似できない私。
やはりラーメンは食べ歩きに限ります。

そふぃあ  

2022/03/10 (Thu) 08:50
そふぃあ

To マクノスケさん

こんにちは。
コメントありがとうございます。

塩も醤油も、見た目から綺麗でテンション上がりました。
照明もスポットで当たる感じで、料理が綺麗に撮れるのもSNS時代のポイントですね。

シンプルな塩は動物系スープの臭み消しに西洋野菜を使っているらしくて、それで黒コショウがきいたスープが洋風な感じに思えたのかも知れません。
食べながら、ラーメンの概念って何だろう?って考えてしまいました。

そふぃあ  

2022/03/10 (Thu) 08:55
そふぃあ

To もふもふミッフィーさん

こんにちは。
コメントありがとうございます。

濁りを感じない澄んだスープに整った麺。これはもう芸術ですね。
中華というよりも洋寄りのスープなので、麺もかん水入りのパスタのように感じました。
いろいろ研究され、工夫された結果のスタイルなのでしょうね。

新潟は山も海もありますし、横に長いのでいろんな生活環境があり、文化が交錯していると思います。
米や酒だけでなく、そばやラーメンなどの麺文化も発達しているのだと、食べ歩きのなかで再確認します。

そふぃあ  

2022/03/10 (Thu) 09:01
そふぃあ

To NOBさん

こんにちは。
コメントありがとうございます。

ラーメン外食日本一はつい先日ニュースになっていて、あぁ、ついに!って思いました(笑)
博多ラーメンは超有名ですから、豚骨部門だけに絞ったら、物凄い杯数出ていると思いますよ。
新潟は種類が多いので、県民だけでなく、県境地域は山形や長野ナンバーの車も多く見られますのでね。

塩と醤油とでは全く違うスープになっていて、それも驚きでした。
醤油の味がクッキリした中華そば元味は看板メニューなので、再訪の機会には私も食べてみたいと思いました。

そふぃあ  

2022/03/10 (Thu) 09:06
そふぃあ

To うしかい座さん

こんにちは。
コメントありがとうございます。

スープも澄んで綺麗ですが、麺の盛り付けが本当に綺麗。
最近は県内のお店でもこんな風に盛り付けるところがありますが、トッピングの盛り付け方から芸術作品のようだと思いました。

新潟は同じ県内に居ながらにして、出掛けた先で全く違ったラーメンを味わうことができます。
店が多くなればそれぞれに腕を磨きますし、また新しいメニューが出来たりして良いサイクルが出来上がっているのかも知れません。
県境近くの名店には、お隣県のナンバーの車が多く停まっているのも見掛けるので、それも有難いことだと思います。

そふぃあ  

2022/03/10 (Thu) 09:17
そふぃあ

To さえき奎さん

こんにちは。
コメントありがとうございます。

塩も醤油も、どちらも見た目から綺麗で食欲をそそるラーメンでした。
見た目は透明なんだけれど香味油が浮いているので、実際に食べると意外とオイリ―な感じでもあるとか、ギャップのようなものも楽しかったです。

チャーシューは丼の中のひとつのアイテムなので、その店、その味次第で様々あって良いと思います。
坂本さんのお洒落な塩ラーメンにレアチャーシューは有りだと思います。
ただこれが歴史あるラーメン店のラーメンに入っていると、私はちょっと違和感を感じるかな。
老舗ラーメン店だったら同じ豚であっても、モモ肉を使ったチャーシューが出てくると感動だったりします。

駐在おやじ  

2022/03/10 (Thu) 12:50

いろんなお店をつくられたり 挑戦されてる社長さんなんですかね www
なかなか 目まぐるしくお店が変わってるんですね

しかし 塩ラーメン すごい透明度が高いスープに 驚きました。
それに比べて 醤油の方は 黒いですね ^^ ← 広島なので 関東のしょうゆの色にはいつも驚きます

せっかくなので 代表的なものを食べてみたいけど 担々麺が気になる・・・・・
券売機の前で 悩みそうです wwwww

  駐在おやじ

そふぃあ  

2022/03/11 (Fri) 08:23
そふぃあ

To 駐在おやじさん

こんにちは。
コメントありがとうございます。

確かに、短い間に方向転換されたり戻ったり。
試行錯誤の末、日本一お店でラーメンを食べる新潟に辿り着いたのかも知れませんね。

澄んだスープはどちらも綺麗でした。
醤油もこの色で普通だと思います。
素材そのものに地域性のようなものが感じられるのも、ネットで繫がった世界ならではですね。

私も辛いもの好きなので、担々麺のボタン押しそうになりました(笑)
こちらもいつか食べてみたいです。