見附市【ラーメン弐豚】豚そば|にいがた御麺印プロジェクトPart2
2022年初イケ麺の訪問で、NGT48のらーめん部による「にいがた御麺印プロジェクト」という興味深いラーメンイベントが行われていることを知った丼家。
そのPart1でお邪魔した「らーめん食堂 あしょろ」のそぼろになった県産食材「純白のビアンカ」も美味しかったが、純白のビアンカをもっとガッツリと堪能したくて次に白羽の矢を立てたのは、新店ながらすでに人気の行列店となっている見附市の「ラーメン
私の「にいがた御麺印プロジェクト」第2回目となる今回は、初訪問のラーメン弐豚で人生初の次郎インスパイアに挑みます。
見附市で次郎インスパイア系がたのしめるラーメン弐豚

お邪魔したのは見附バイパス(国道8号)沿い、PLANT-5 見附店近くに店舗を構えるラーメン弐豚。以前の喜多方ラーメン蔵 見附店だった店舗に、昨年のこの時期にオープンしたばかりの、まだ比較的新しいラーメン店です。

昼過ぎに一度お店前を通りかかったのですが、駐車場も満車でとても繁盛している様子だったので昼の利用は諦め、再度、夕方営業が開始になる午後5時目指しての初訪問です。
ところが、夜営業開始の5分ほど前に駐車場に着いたところ、すでに車内で待つ数台の先客があり、開店と同時に次々と入店されていて驚きでした。
看板も看板メニューもお店前の自動販売機も黄色で統一されているので、次郎系ラーメンが好きな人なら、この外観の黄色が暖簾代わりなのかも知れませんね。
そして、外に向かって見える場所にしっかりと、NGT48らーめん部による「にいがた御麺印プロジェクト」のポスターが貼られていました。
メニュー

お店の入口は雪国仕様で二重になっており、最初のドアを入ったところに券売機が置かれています。
看板メニューは定番の「豚そば」と「汁なし豚そば」。また、幅広い年齢層の人たちにも利用しやすいよう、背脂中華や煮干し中華なども用意されています。
その他トッピング多数。サイドメニューの餃子や酒類の提供もあります。
店内の様子

店内はすでに満席になっている厨房前のカウンターが6席、4人掛け・2人掛けのテーブルが計3卓、奥には小上がり席も用意されていました。
外観でも確認できますが、前店である「蔵」の名残りが残されたままの弐豚店内です。

我が家は店内最奥にある2人掛けのテーブル席へ。
私が壁側の席に座ったので、「弐豚の看板を背負っているようだ」と丼父さんがクスッと笑っていました。
気が付けば、店内は単独で利用している男性客ばかりで、女性客は私たった1人きりの時間帯でした。
お冷は新型コロナ対策のために紙コップ使用で、予めテーブルに用意されたピッチャーから自分で注ぐ方式。おしぼりもセルフサービスでした。
卓上に用意されているのは、コショウと餃子を食べるためのお酢やラー油など。ラーメンの味変用に唐辛子とカレー粉が用意されているのがユニークでした。
弐豚さんではラーメンに使っているのも新潟県産醤油のようですが、卓上にも県産丸大豆を使った雪室熟成の生醤油「雪室ゆらか」が置かれていました。イベント食材ならず、選りすぐりの県産品を使用されているお店なのではないかと感じました。

あと、たっぷり入った刻み玉ねぎがド~ン!と惜しげも無くテーブルに置かれています。
燕三条系の背脂ラーメンでも、トッピングに玉ねぎがあると追加でオーダーしてしまう私なので、これはかなりテンション上がりました。
弐豚も参加中!NGT48らーめん部「にいがた御麺印プロジェクト」

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今回は「にいがた御麺印プロジェクト」についての説明は省かせていただきますので、どんなイベントなの?と興味を持って下さった方は▲上記ブログカードをご参照下さい。
また、上記ブログカード内にあります新潟の新しいブランド豚「純白のビアンカ」ですが、これがラーメン弐豚の「にいがた御麺印プロジェクト」で使われている県産食材になりますので、一緒におさらいされるとここから先の話も理解し易いかと思います。
ラーメン弐豚提供「豚そば」

豚そば(麺普通・野菜普通・にんにく普通・油普通)850円
ラーメン弐豚さんの「にいがた御麺印プロジェクト」参加メニューは、イベントのために特別に考案されたものではなく、お店の定番メニューである「豚そば」です。
次郎インスパイアのお店ですので、店員さんに食券を手渡す際に必ず聞かれますね、「ニンニクはどうしますか?」と。
はじめてのお店でもあり、人生初の盛り盛りスタイルなので、今回は全て普通でお願いしてみました。
実は「にいがた御麺印プロジェクト」に掲載されていた弐豚さんの豚そば紹介写真が、見るからに「次郎系です!」「マシマシですっ!」という一枚だったので量的にかなり心配でしたが、運ばれてきたら驚くほどの盛り盛りではないので安心しました。
ちなみに、通常の一杯に変更可能な選択肢は▼こんな風。
- 麺の量:少なめ・普通・大盛・特盛
- 野菜:少なめ・普通・増し
- にんにく:抜き・少なめ・普通・増し
- 背脂の量:抜き・普通・増し
- 味の濃さ:薄め・濃いめ
- 麺の硬さ:やわらかめ・かため・ばりかた
さらにいうと、麺の量は普通で270g、少なめが180g、大盛は360gで、ここまでが同一価格で提供されます。その上を行く特盛は麺量540gあり、100円の追加料金が必要になります。
新潟の新しいブランド豚「純白のビアンカ」を使った食べ応えあるチャーシュー

この度の「にいがた御麺印プロジェクト」参加店の中、大きな塊肉で「純白のビアンカ」を使用していたので興味を持ったのがラーメン弐豚さんでした。
麺量を少なめにしても他店よりも多い180gありますから、この大きな塊のチャーシューが二枚入っては食べ切れないと、肉少の豚そばメニュー(800円)まで誕生させてしまった食べ応えのある純白のビアンカチャーシュー。
逆にチャーシュー二枚で足りない肉食系の人には、+200円で肉増し(豚そば・汁無し豚そば専用トッピング)で思う存分に県産ブランド豚の純白のビアンカを堪能することも可能です。

その大きな肉の塊を箸で持ち上げようとすると、ホロホロと崩れてしまう程に柔らかく煮込まれていて味付けも繊細。
ヤスダヨーグルトのヨーグルトフロマージュの製造過程で出るホエイを餌の一部に与えて育った純白のビアンカは、その脂身も透き通るように白く、上品な甘みがあってくどく無く、後味もサッパリとしているので、これだけ大きな二枚のチャーシューも、私はペロッと平らげていました。
玉ねぎマシマシで初次郎

普通量のニンニクと、普通量の野菜、普通量の脂。野菜はモヤシメインで若干のキャベツ。
背脂は見慣れた燕三条系の背脂ラーメンよりも大きめで適量。

最初から入れるのは邪道なのかも知れないけれど、玉ねぎ大好きなので卓上に用意された刻み玉ねぎは最初から投入。

ちゃんと水にさらしてあるので、殆ど辛味を感じない刻み玉ねぎ。粒の大きさ的には燕三条系のトッピングに使われているのと同じくらい。だけど弐豚さんではこれが無料でトッピングし放題なので、刻み玉ねぎだけ勝手にマシマシで有難くいただきました。

微乳化のスープは、醤油ベースに背脂の甘みが溶け込んだまろやかな味わい。
県産食材は豚肉のみならず、醤油は新潟市南区(月潟)にある醤油と味噌の蔵元「扇弥商店」のものを使っているようで、とても食べやすい味加減になっていました。

麺の茹で時間が8分ほど掛かるとのことでしたが、出てきた麺も割り箸と同じくらいの平打ち太麺で納得。食べ始め少しかためな茹で加減になっていて、モチモチと弾力があって美味しい麺でした。
あまり麺量のことは気にしていなかったのですが、ニンニクの良く効いたまろやかな醤油スープとの相性も良くて、気が付けば完食!あの大きな塊の純白のビアンカも、270gの太麺も、程よい感じの野菜も、全て綺麗にお腹に収まりました(笑)。
おしまいに
次郎系、次郎インスパイアというだけでどこか敬遠してきた私が、ラーメンイベントのお陰もあって、このような形で初めて盛り盛りのラーメン体験になりました。
結論からいうと、弐豚さんの次郎インスパイアは、燕三条の背脂中華を食べ慣れた新潟県民にとても親しみやすい一杯だと思いました。馬鹿ベロの私なんかが目隠しして食べたら、ニンニクのパンチが効いた燕三条系の背脂中華と疑わずに食べ終えてしまうのではないかと思うくらいに。
盛りが良くコスパも高いので、ガッツリ系の男子揃いの時間帯の初訪問となりましたが、美味しいに男女差はないので、量をほどほどに加減すれば(加減しなくても)女子にもうける優しい味わいの一杯だと思いました。
太麺も美味しかったし、背脂の甘みのある醤油スープも美味しかった。そして何より私は念願だった純白のビアンカを思う存分に堪能できたことが嬉しくて、また一つミッションをクリアした気分に浸りつつ、さらなる「にいがた御麺印プロジェクト」探求の鍵を見つけて食べ歩きは続きます。
ご馳走様でした。(Saturday, January 15, 2022)

ラーメン弐豚
- 住所:新潟県見附市上新田町513-1 ※Google Map
- 備考:2021年1月19日OPEN
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