満月は8年ぶり!中秋の名月2021

本日9月21日は中秋の名月。今年は8年ぶりに満月の十五夜となり、最も月が満ちた状態の名月を望むことができました。

桜の木のバックに出現した中秋の名月

18:45撮影|昇り始めの月齢14.3の月

19:50撮影|月齢14.4

21:35撮影|月の海
日本のお月見に欠かせないのがススキや月見団子ですが、月の海(月の表面に見える模様)を私たち日本人は餅をつくウサギに見立てますね。買い求める月見団子の包み紙にも餅つきウサギの挿絵などあり、小さい頃から自然と「月」と「ウサギ」を結びつけるような思考回路ができあがっている気がします。
同じ月の表面に見える模様もお国によって様々で、欧米では女性の横顔や読書をする姿に、南ヨーロッパでは蟹、アラビアではライオンと、全く違うものとして表現されます。
また、秋の収穫を祝って「芋名月」とも呼ばれる中秋の名月。英語になるとアメリカ先住民の風習に根差して「
それぞれに生活文化の違いはあれど、収穫を待ち望む気持ちは昔から万国共通なのでしょうね。

23:01撮影|月齢14.547
この時期は秋雨に遭ってお月見できない年も多いのですが、今年は運良く好天に恵まれました。久しぶりに裏庭に三脚を立て、澄んだ夜空に浮かぶ真ん丸な月を撮影してみました。
最後は名月に向かって大きく深呼吸。
秋の虫たちの大合唱のなか、穏やかなお月見の夜を過ごしました。
それでは、おやすみなさい。