【角中うどん店 黒埼店】西新潟に初出店した角中うどん店に行ってきました
今年は父の新盆でした。新型コロナが蔓延しているため、義姉・義弟家族がお盆に帰省して来ないというので、珍しく13日に実家のお墓参りに行きました。多分、お盆の13日にお参りに行けたのは結婚して初めてのことだったと思います。
墓前に供えてきた花が片付けられていないのも可哀そうなので、お盆が終わって最初の休日に再び墓地へと行ってみると、ちゃんと弟が片づけてくれたようで墓周りが綺麗になっていて安心しました。だって、もう21日でしたから(汗)。
先にDawn太を川遊びさせてからお墓に向かった日だったので、すでに時刻は午後3時に届きそうな頃。墓地からも比較的近い場所に角中うどん店の新店ができたというので、お昼兼夕食をとるために向かってみました。
久々になる、私の「勝手に角中グループチェーン店巡り」の話です。
今や様々な分野の専門店を新潟県内に展開する角中グループ
その創業は1980年(昭和55年)のことで、村上市(旧荒川町)の国道7号沿いで営んでいたお馴染みのラーメンチェーン「どさん子」の荒川店が原点となります。
日本一人気のどさん子と称された「どさん子 荒川店」が独立し、2013年(平成25年)7月にリニューアルオープンしたのが、今も変わらず超人気店である「荒川らーめん魂 あしら.」です。
そこから僅か5年のうちに、肉中華そば赤シャモジ(2012年12月オープン:旧赤シャモジ)、ブタシャモジ(2016年10月オープン)、吟醸味噌らーめんまごころ亭(2017年12月オープン)と、あしら.を含めた4つの屋号のラーメン店を展開。さらに、新潟荒川こだわりうどん一(2014年7月オープン)、角中うどん店(2017年2月オープン)という2つの屋号のうどん店を展開するまでになりました。
さらに、2019年頃からはラーメン店・うどん店との共通仕入れによってまかなえる分野を拡大。小麦を使った「純生食パン専門店」や「たい焼き専門店」、鶏肉を使った「唐揚げ専門店」や「やきとり専門店」など、時代のニーズに合わせた食品分野にも進出しています。
見切りが早いのも角中の特徴!?
食品を扱うグループなので鮮度が命なのは当然でしょうが、店舗の切り捨ての早いことが素人の私にはちょっと気になるところ。 たとえば、角中うどん店本店近くにあった「麺作赤シャモジ 新潟東店」(2015年11月オープン)は、2019年11月末から「唐揚げ専門はっぴ商店 新潟東店」へと変更して営業が行われています。
実は私の「勝手に角中グループチェーン店巡り」のうどん店編は4店舗を巡ったところで完了していたのですが、そのうち長岡・新潟の2店舗がすでに閉店になっているのです。
現在も営業している店舗についてはネット情報でも拾えますので(私の場合も▲上記リンクを参照していただくとして)あえて今回は閉店した店舗の訪問記をブログカードでリンクしておきたいと思います。

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新潟市西区に初出店した角中うどん店「黒埼店」

さて、そんな長い前置きの中やってきたのは、県内三店舗目となる角中グループが展開するうどん店、2021年8月6日にオープンしたばかりの「角中うどん店 黒埼店」です。
場所は新潟市西区(旧黒埼町)、国道8号沿いの新幹線高架のすぐ脇にあり、大きな看板や手前のコインランドリーが目印になります。

店舗は以前あった「小千谷そば田か乃」の建物をほぼそのまま使っていますが、角中グループ特有の看板や暖簾が掲げられるだけで、他のチェーン店とも統一感のある見慣れた雰囲気に生まれ変わるのも凄いと思います。

出入口は雪国仕様の二重ドア。お祝いの胡蝶蘭が飾られていました。
店内の様子

オープンからすでに2週間余が過ぎ、しかも午後3時という時間の初訪問。
少しは空いているか?と期待して来たのに、西新潟初出店のお店とあって、まだまだ店内は混雑していました。
角中グループは各店舗で除菌水を使った空気清浄によってウイルス対策が行われているので、少々混雑していたとしても、人との一定の間隔を保てていれば安心して利用できる気がします。

お店の謳い文句が壁に大きく掲げられているのも角中グループ特有です。

席数はざっと見で45席ほど。そば屋だった時代の小上がり席は無くなり、2人掛け、4人掛けのテーブル席と厨房前にカウンター席が設けてありました。

卓上の調味料
卓上調味料も他店同様。自家製辣油はどのメニューに入れても美味しく味変できます。

セルフコーナー
店内の一角にはセルフコーナーが設けられており、薬味類やあたたかいお茶、割りスープを自由にいただくことができます。
我が家の注文を取りに来たのも料理を置いて行ったのも、まだ不慣れな学生アルバイトらしき若い女性でした。店内にセルフコーナーがあることについて一言も触れないので、ほかで角中うどん店を利用したことのある客ならまだしも、初訪問の客はコーナーが設けられていることすら知らずじまいになってしまうのでは?と思いました。
メニュー
いまだグランドメニューが出揃わないような時期でした。

角中の看板商品といったら肉つけうどん

もちろん共通メニューもありますが、各店でオリジナルのメニューがあるのも角中グループのうどん店の特徴。
看板商品である「肉つけうどん」のほかは黒埼店オリジナル。肉醤油シリーズがオススメのようでした。
黒埼店でいただく角中うどん店名物の肉つけうどん

肉つけうどん(税込み803円)|3玉
黒埼店のオリジナルメニューを味わうのも悪くはないですが、今回はこれまでの角中うどん店との食べ比べも兼ね、名物メニューの「肉つけうどん」を注文してみました。
自家製うどんは基本の1玉から最大3玉まで同料金で提供され、0.5玉ずつ増量することが可能です。
父さんは毎回コンスタントに3玉食べて帰ります。
名物をアレコレたのしめるミックスメニュー

とり天肉つけうどん(税込み1,023円)|1.5玉
唐揚げややきとりの専門店を展開する角中グループなので、うどん店で提供される単品の唐揚げやとり天もオススメです。
グランドメニューの中には肉つけうどんとセットされたものが用意されていましたので、今回私はダブルで名物が味わえる▲こちらを選んでみました。

とり天肉つけうどんには、とり天、醤油で煮た豚肉、長ネギ、たっぷりな刻み海苔がトッピングされています。

自家製多加水全粒粉うどん
本場讃岐で修業した、食べ応えのある本格派の讃岐うどんです。
以前は各店内に製麺所が完備されてガラス越しに覗けたものでしたが、現在製麺所はオブラートに包まれてしまったようです。

水で冷たくしめたモチモチの全粒粉うどんを、背脂の浮いたアツアツのつけ汁でいただく独特なスタイル。煮干しダシと豚肉の旨味が溶け込んだダシが合わさり、うどん界のダブルスープといった感じのつけ汁です。
肉つけうどんのつけ汁は他店で食べてもいささかしょっぱめにできていますが、黒埼店は醤油系がウリのお店なので、6枚ほどトッピングされた豚肉の醤油味がとても濃くて一口目からしょっぱさを感じ、最後まで食べ切れず丼父さんにSOSでした(汗)。

トッピングのとり天
単品でも注文できる「とり天」は、鶏ムネ肉の天ぷらです。箸で持ち上げてみましたが、この大きな一切れの大きさ、伝わりますでしょうか?持ち上げるとズッシリくるこのサイズで2枚入っているので、食べている途中でお腹いっぱいになってきます。
とり天は衣に味が付いているので、私はこのまま食べるのも好きです。しかし、豚肉の醤油しょっぱい味が口の中を占領していて、何を食べてもしょっぱいの印象しか残らなくなってしまったのが非常に残念でなりませんでした。
初回訪問まとめ
開店から2週間という時期は、ベテランを含むオープニングスタッフが去って、本来の従業員で店を回し始める最初の時期ではないかと思います。
我が家のテーブルに付いたフロア係は初心者で、運んできたプレートをテーブルに置く際「とり天肉つけうどんの2玉です。」と言ってしまい、「注文したのは1.5玉ですよ。」と私に切り返されて厨房に戻って行きました。結局、手にしていたのは正しい1.5玉のプレートであって、無駄に右往左往している様子は新店あるあるだと思いました。
それは厨房内にも言えることで、この日の開店直後からずっと手一杯の状態が続き、午後の3時を過ぎてもまだまだ忙しく、鍋が煮詰まったまま料理を提供していたのかな?…と思わずにいられませんでした。
私も西新潟で生まれ育って22年の人間ですが、新潟市民、ここまで濃い味を好みませんから。
うどんは醤油味が強いよりもダシの味が濃い方が好みなので、その味でいただける「角中うどん店本店」や「新潟荒川こだわりうどん一」の方が私には合っているのかな?と感じつつ、もう少しお店が軌道に乗った頃に再度お邪魔できたなら、今度は黒埼店オリジナルの「肉醤油うどん」も食べてみたいかな…と思った「角中うどん店黒埼店」初訪問記でした。
Sunday, August 22, 2021
【1月後の再訪】食べるべき一杯は黒埼店名物の肉醤油うどん
彼岸の入りだったのであちこち墓参りだった日。夕刻になって実家の墓参りを済ませることになったので、その足で再び角中うどん店 黒埼店を訪ねてみました。
新規オープンから早1ヶ月半。私の前回訪問から1ヶ月経過した時期の再訪です。
先の訪問では角中うどん店の名物メニューである「特製肉つけうどん」をいただきましたが、この度は黒埼店オリジナルの名物メニュー「肉醤油うどん」をいただいてみようと思います。

とり天肉醤油うどん(税込み953円)|1.5玉
肉醤油うどん(税込み715円)にもトッピングのバリエーションがあるので、前回の肉つけうどんと大差ないよう、同じとり天ののったこちらを選びました。
とり天肉醤油うどんには、とり天2個、ダシで煮た豚肉、小口の青ネギ、大根おろしがトッピングされています。
メニュー表には大根おろしの上に柚子がのって見えますが、私の丼にはトッピングされていませんでした。
黒埼店のこだわりは醤油。香川県産をメインに三種類をブレンドして使っています。そこに合わせるのは、丁寧に旨味を抽出した魚介スープと大釜でじっくりと煮込んだ豚骨&大量の豚肉の動物系スープ。他にはない、角中オリジナルのWスープです。

肉つけのダシが濃くてしょっぱかったので、出てきた丼の色合いから、味の濃いめなスープを想像して食べ始めました。
ところが、豚肉の味と魚介系のダシの風味が良く出てマッチした醤油スープになっていて、色の割りに味が濃くなくて美味しい!角中自慢の太い讃岐うどんとも良くあってスルスルと入っていきます。
この度も利用についての案内無しでしたが、勝手知ったる角中うどんなので、セルフコーナーから勝手に温かいお茶や玉ねぎ・生姜のトッピングを準備していました。
醤油ダシで煮た豚肉と、無料トッピングで追加した生姜がまたよく合う。豚骨スープもクドく無く、まるでバター醤油風味のうどんを食べているような感覚さえありました。
黒埼店オリジナルの看板メニューだけあるので、黒埼店では是非食べていただきたい一杯だと再確認しました。
いやぁ、再訪してみて良かったです。ご馳走様でした。
Monday, September 20, 2021

角中うどん店 黒埼店
- 場所:新潟県新潟市西区山田181 ※Google Map
- 備考:2021年8月6日オープン
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