弥彦山頂付近より
Dawn太を川遊びさせるのが最大のイベントだった日。ついでにJAみなみ魚沼で今年2度目の八色スイカを購入して一旦帰宅したものの、まだお天道様も高い場所にある時間。家の中にいても暑いし退屈なだけなので、久しぶりに弥彦山スカイラインをドライブしてみよう!ということになりました。
東京スカイツリーと同じ高さの弥彦山と弥彦山スカイライン
越後平野の中央部海岸沿いに聳え弥彦山脈の主峰である標高634mの弥彦山は、峰続きにある多宝山(634m)と双耳の峰を有する独立峰です。
その麓には御祭神である
また、整備された山道は初心者でも登りやすく、四季の山野草をたのしむ登山客などでも賑わいます。小学校の遠足コースにもなっているので、私も小学生の時に弥彦登山を経験しています。
東京スカイツリーが開業の折には同じ高さであると話題になり、一躍時の山となったこともございました。
その弥彦山中を通っているのが新潟県弥彦村と新潟市を結ぶ県道561号、通称「弥彦山スカイライン」です。1970年(昭和45年)の開通当初は県の企業局管轄の有料道路でしたが、1981年(昭和56年)より一般県道として無料開放されています。
全長およそ16kmの風光明媚なドライブコースは全線二車線の対面通行になっており、山頂付近まで車で行くことが可能です。走行途中に見える日本海や佐渡の景色、秋の紅葉の美しさもあって人気のドライブコースとなりますが、九十九折りのヘアピンカーブが続くだいろ坂は要注意!
また、12月から翌年3月いっぱいまでは冬季閉鎖期間のため通行できなくなるという、雪国ならではの宿命を背負っています。
弥彦山テイクオフより
弥彦山スカイライン入口から猿ヶ馬場ゲートを経由して山頂へと至る手前にある、ハンググライダー・パラグライダースクールのテイクオフ地点からの様子です。
この付近は海抜にして430m。眼下に日本海が広がり、弥彦山が海にへばりつくように位置しているということが良くわかるポイントです。

野積・寺泊方面

日本海にぽっかりと浮かぶ佐渡

印象的な雲と遠く霞む佐渡
ちなみに、ハンググライダーやパラグライダーのランディングポイントは、弥彦山と日本海の間にある野積海水浴場付近になります。
弥彦山頂公園より

弥彦山スカイラインで走行可能なピーク地点は弥彦山の9合目付近。周辺は弥彦山頂公園になっており、レストランや100mの高さを回転しながら上がって行く回転展望昇降塔「パノラマタワー」などの観光施設があります。

大佐渡小佐渡がクッキリ

これから雨になりそうな予報だった日。山の天気は変わりやすく、頭上の雲が怪しげになってきたので慌てて撤収。
9合目付近から眺める越後平野
幸い雨は降らず、少し場所を移動し海を背に眺める越後平野。

緑の水田が広がる越後平野

時折大きな夏雲が影を落とす
再び日本海

弥彦山頂公園から間瀬ゲート側へと走行していると、日本海に落ちる光のキラキラな様子がまた変化して綺麗だったので、駐車可能な場所を見つけて再び撮影。

山頂公園から僅かに移動しただけなのに、佐渡が一段と近くに感じられるようでした。
おしまいに
いつも見上げる存在の越後平野のシンボル弥彦山。たまに山の上から下界を眺めてみると、また違った感動を発見できて良い気分転換になりました。
下界の気温は35℃に届きそうだった休日。山の上もそれほど涼しくは無かったですが、思う以上にたくさんの人が弥彦山頂にドライブに来られていることに驚き、軽い休憩のみならず、パノラマタワーを利用しての観光をたのしまれていた人たちが多かったことも驚きでした。
Sunday, August 8, 2021|Dawn太 生後2,358日