夕陽と黄昏時と名月と
山に自生する雪割草を見に行った日は次第にお天気も回復し、夕方に向かうほど日差しが眩しく感じられる日でした。
少々の山歩きくらいでは運動不十分な子のために、間もなく日暮れ時を迎えそうな時刻にいつもの海岸へと車を走らせていると、海が見えてくるのと同時に、私たちの目の前にはこんな光景が広がっていました。

春の日もまた「釣瓶落とし」

もっと条件の良い場所で撮りたかったのですが、場所を選んでいるうちに陽が沈んでしまう……。

引きの写真を一枚撮影しているほんの数秒の間に、夕陽はみるみる日本海の中へと

雲一つなく、日本海に沈みゆく夕陽を見られるチャンスも少ないので、ちょっと残念だったな!と思っていると

車に戻ろうと振り返った空にヴェールをまとった朧月が浮かんでいて、再びハッとされられた瞬間でした。

「日本海 月は東に 日は西に」……ってとこかな?(笑)
マジックアワーに魅了されて

浜でDawn太と遊び終わる頃には、西の空の色合いもすっかり変わり、また印象的な夕景が広がっていました。

少し目線を上げると、さっき夕陽が沈んだ西の空には金星の姿も

そして振り返れば、先ほどよりも輝きを増した月齢13.5の月が!
手持ち撮影なので画像もちょっとアレですが、久しぶりに月と向き合えた日でした。
Sunday, March 8, 2020