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【閉店】県央地区にオープンした釜飯専門店「五頭の山茂登 三条店」にお邪魔しました|三条市

2020年01月21日

食べ歩記
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料理 ご当地グルメ 閉店

新潟県内に人気の釜めし専門店があると知り、本店のある阿賀野市を訪ねたのは2019年春のこと。

さすが人気店とあって、訪ねた日のランチタイムは予約客以外は受け入れできないとの案内があり、その他諸々当てが外れ、あまり土地勘の無い場所ゆえ、昼食難民になりそうだった経験があります(笑)

そんな阿賀野市の人気店が、2019年秋、県央地域にもオープン。希望の本店ではスカだった我が家。今度こそは!と期待を込め、夕方の早い時間帯にお邪魔してみました。

五頭の山茂登三条店の五目釜飯

新潟県内では三店舗目となる「五頭の山茂登 三条店」

昭和56年(1981年)五頭山麓に創業した、釜めしと郷土料理の店「五頭の山茂登ごずのやまもと

平成12年(2000年)春には、新潟市中央区鳥屋野に2号店となる「五頭の山茂登 新潟店」をオープン。さらに令和元年(2019年)10月16日、県央地域にオープンしたのが、この度お邪魔した、五頭の山茂登3号店となる「三条店」です。

五頭の山茂登三条店外観

店舗は三条市の主要道である第二産業道路沿いにあり、「越後秘蔵麺 無尽蔵 三条家」店舗奥の、隠れ家的な場所に位置します。以前「越後炭火茶屋 おき」だった店舗が、ほぼ当時の面影のまま三条店となっています。

入店せずにメニュー選びができる

店外にある暖簾

雪国らしい雁木をイメージしたような造り。外暖簾も良い雰囲気です。

店外にある案内看板とメニュー

入店せずして、お店のメニューが垣間見えます。

用意された看板メニュー「釜めし」の数は20種類ほど。そのほか、御膳・会席・うどんやそば・お子様セット・一品料理メニューなどと豊富に揃っています。

店内の様子

五頭の山茂登・三条店カウンター席
五頭の山茂登・三条店お座敷席
五頭の山茂登・三条店掘り炬燵式半個室の様子

休日の夕方6時入店。まだこの日の夜営業ピーク前でした。

三条店は、カウンター席・テーブル半個室・掘り炬燵式半個室・お座敷席と様々あり、まだ満席前だったので、我が家は掘り炬燵式の半個室を選んで座ることができました。

五頭の山茂登・三条店_注文用のタッチパネル

各テーブルにタッチパネルが置かれているので、メニュー表を見て料理を決めたら、タッチパネルをポチして注文します。

メニュー表と人気ランキングの書かれたタッチパネル

お店の商品人気ランキングなども明記されていて、初めてでもメニュー選びの参考になります。

釜めしは注文してから炊きますの案内

五頭の山茂登の釜めしは注文を受けてから炊き始めるので、手元に届くまで概ね30分の時間が必要になります。

また、釜めしメニューには、小鉢・漬物・味噌汁が付くこと、ドリンクバーが飲み放題の設定になっています。

五頭の山茂登・三条店ドリンクバーの様子

着席時のお茶のサービスも無く、ドリンクバーで好みのドリンクをセルフサービスというかたちになっていました。

日本茶やコーヒーはもとより、ソフトドリンクも10種類ちかく用意されているので、利用者の年齢問わず、好きなドリンクが選べてお得感もあります。

五頭の山茂登こだわりの釜めし

メニューに書かれたお店のこだわり

五頭の山茂登では、釜めしに岩船産コシヒカリを使用。炊いている途中に具材と米を混ぜ合わせるのが特徴の、正統派スタイルの釜めしを提供しています。

提供する店側の拘りがあるのはもちろん、食べ手の私たち客も、お店提案の拘りを受け止めつつ食べるのが「五頭の山茂登」での流儀のようで、美味しい食べ方の説明も細かくされていました。

五頭の山茂登堂々の人気メニュー「五目釜めし」をいただきました

漬物と小鉢

注文ボタンを押して程なくすると提供される、釜めしにセットの小鉢と漬物。

本当に30分で提供された釜めし

注文ボタンを押してから、本当にチョッキリ30分待って提供された我が家の釜めし。

私は、五頭の山茂登定番・人気No2メニュー「五目釜めし(1,120円)」を。

五目釜めし

ワクワクしながら木蓋を開けたら、メニュー写真とのギャップにあらっ⁉(笑)

五目釜めしのホタテ部分

茶碗によそう時は、かき混ぜずによそってくださいとのことなので、私もそっと、ベビーホタテメインでお茶碗に盛ってみました。

見た目の色は濃くないのに、一口目から、かなりしっかりした味わい。

ご飯をよそったら、その都度木蓋をすること

ご飯をよそったら、その都度、釜に木蓋をしておくと中が程よく蒸れ、最後にお焦げが綺麗に取れるそうです。

鮭メインで盛りました

二杯目は、一口鮭・甘海老メインで盛り付け。

合間に飲む味噌汁の方が、塩味が薄く感じるって…(笑)

釜炊きの楽しみお焦げご飯

釜炊きの〆の楽しみ、お焦げご飯。

三条店限定の甘味、追加注文してみました

三条店限定甘味_抹茶アイスとわらび餅

口直しに、三条店限定甘味より「抹茶アイスとわらび餅(330円)」

こんな時、イチイチ店員さんを呼ばなくて済むタッチパネルは便利で罪作り(笑)

おしまいに

家で日常的に食べる料理は家庭料理なので、私が作る料理はとにかく味付けが薄めです。外食して味が濃いなと感じることは多々ありますが、一口目からしっかりと味が付いていると感じる釜めしは、私にはやはり、最後には塩辛く感じてしまいました。

ご飯の炊き加減も良かったと思うし、時間的にもピッタリに提供されたので、決して文句は無いはずなのに、何となくお得感が感じられなかったのは、蓋を開けた瞬間の実物とメニュー写真とのギャップのせいだと思います。

米と具材を混ぜながら炊き上げる…。その結果、絵的にもこうならざるを得ないわけですもんね。痛し痒しです。

…と言いながらも、出されたものはキッチリと完食。ご馳走様でした。

空になった釜めし

支店においても、本店の味を忠実に再現しているということでしたが、ご飯の命ともなる水の問題など、各支店ではどうクリアされているのか?

人気で予約殺到で入れなかった本店でしたが、ネットで見るレビューもそう悪くはないのです。それが支店では再現されていなかったのか?それとも、炊き時間を待つのが嫌なので予約した客ばかり多くては入れなかったのか?

やはりこれは、本店まで行って確かめてみないことには!(Monday, January 13, 2020)

五頭の山茂登・三条店外観

五頭の山茂登 三条店

  • 住所:新潟県三条市横町2丁目3−2−5 ※Google Map
  • 備考:2019年10月16日OPEN-2021年9月20日CLOSE

五頭の山茂登 三条店は2021年9月20日をもって閉店しています。

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そふぃあ
Posted by そふぃあ
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コメント(14)

There are no comments yet.

しんべい  

2020/01/21 (Tue) 10:30

こんにちは

ほんとうに(^^;あら?って言いたくなるほどの見た目の違いですが、お焦げご飯とか、とても美味しそうです。
味が濃すぎるのは辛いですね。二重線の訂正に思わずクスリ^^ 是非是非、今度は予約して本店に行ってみてくださいね。
記事を拝見してて、私も釜飯が食べたくなりました。どこか探してみようかな。

さえき奎  

2020/01/21 (Tue) 14:31

メニュー写真と現物のギャップの件につきましては、ひとまず置いて
おくといたしまして(笑)。魚介類の具沢山で美味しそうな釜飯ですね。
北海道は北国の例にもれず濃いめの味付けですので、東京へ出て来た
時にもあまり違和感は感じませんでした。驚いたのは金沢へ赴任した
時ですね。「かけそばの丼の底が見える。もしかしてお湯に醤油を少し
垂らしただけの汁か?」などと相当の衝撃を受けましたが、何と一月で
慣れました。今度は東京の味付けが濃くて閉口しましたが、こちらも
戻るとあっという間に慣れてしまうんですね。これを人間の順応性の
高さと捉えるべきなのかどうかはわかりませんが、味付けは基本的に
薄いのに越したことはありませんね。それだけは今でも思います。

キャッチ母  

2020/01/21 (Tue) 15:24

こんにちは。
釜めし、食べたくなっちゃいました(^O^)

私も薄味が好みで、最近、外食等は、
味が濃く感じます。

NOB  

2020/01/21 (Tue) 18:06

こんばんは。

メニューと実物のギャップは多々ありますね。
メニューはイメージ写真なのでより美味しそうにレイアウトして写真撮りますからね・・・・(;^_^A
量も少ない感じですね・・・・(;^_^A

炊き込みご飯作るけど釜飯は家では作らないから外食になりますね!

ススム  

2020/01/22 (Wed) 01:55

マニュアル化されてますね

こんばんは。
1981年の創業というと老舗とまでは呼べないまでも、地元では定着したお店なのでしょうね。
炊いている途中から具材を混ぜるのは、最初から混ぜることで米の対流を妨げないようにしているのではないでしょうか。

この10年くらいで2ヶ所の支店をオープンさせたのは、事業拡大なのかも知れませんね。
セルフサービスのドリンクバーにタッチパネルでの注文、それにメニュー表も大手チェーン店を彷彿とさせるビジュアルを感じました。

メニューの写真と実物が違うのはご愛嬌でしょうが、肝心なのは中身の味ですね。
いくら接客に関して合理化を進めても、提供する味への拘りは変わらないと思いたいものです。

そふぃあ  

2020/01/22 (Wed) 07:37
そふぃあ

To しんべいさん

こんにちは。
いつもありがとうございます。

蓋を開けたらワクワクが止まってしまいました(汗)
煮たら縮んでしまう具材は損ですね。
おこげは食べる機会も減っているので、釜炊きならではの楽しみでした。

いつか是非本店に!
リベンジしてきます。

そふぃあ  

2020/01/22 (Wed) 07:43
そふぃあ

To さえき奎さん

こんにちは。
いつもありがとうございます。

本店の立地とは違い、新潟市や県央の三条は海も近くて魚も食べなれているので、煮縮んだ魚がのっているのを見て、期待感がすっかりしぼんでしまう気がします。

同じ県内でも味付けも様々。
金沢は、京都の食文化に近いかも知れないですよね。
お醤油味は薄くても、和菓子は甘いのだと、以前お友達に伺ったことがあります。

そふぃあ  

2020/01/22 (Wed) 07:46
そふぃあ

To キャッチ母さん

こんにちは。
いつもありがとうございます。

ウチの県で釜飯のお店、結構珍しいのです。
炊き込みごはんも良いけど、ひと釜ずつ提供される釜飯は、お焦げも美味しくて良いですね。

外食は手軽で良いけど、野菜不足と塩分過多が気になります。
優しい味の良心的なお店に出会うと、嬉しくなってしまいます。
ドッグカフェとか、料理美味しいですよね。

そふぃあ  

2020/01/22 (Wed) 07:49
そふぃあ

To NOBさん

こんにちは。
いつもありがとうございます。

メニュー写真とのギャップはどこでも感じますが、違い過ぎるとガッカリします(笑)
量的にはまずまず良い方だったのですが、デザート追加してしまいました。

ひと釜ずつ炊いてくれる釜飯、提供するお店も少ないので、私も外食の時くらいしか食べません。
最近の炊飯器は優秀でお焦げはできないので、釜底のお焦げは貴重ですね。

そふぃあ  

2020/01/22 (Wed) 07:55
そふぃあ

To ススムさん

こんにちは。
いつもありがとうございます。

本店は評判の名店のようです。
それで新潟や三条に支店を置くようになったのでしょうが、もともとの立地条件なども違うので、支店ではマニュアル化、システム化されてしまった感があります。

炊きムラを無くす炊き方も、煮て縮んでしまう食材を扱うには難しいと思います。
後のせで、豪華に盛られた釜飯も体験しているので、蓋を開けた時にご飯の中に具材が埋まってしまった図は寂しささえ感じますから。

これはやはり、本店に行って食べ比べてみないとです。

kyonzy  

2020/01/22 (Wed) 16:57

こちらのお店は美味しいけど時間がかかると聞いていました。
しかし、時間がかかっても美味しいものを食べたいのに、ちょっと残念でしたね。
やっぱり、本店の方へ行って確かめてみないと。

そふぃあ  

2020/01/23 (Thu) 08:03
そふぃあ

To kyonzyさん

こんにちは。
いつもありがとうございます。

時間が掛かるのは、ご飯を炊く時間のことですよね。
待ちたくないので、それで予約する客も多いのだと思います。
本店は雰囲気も良いようなので、一度行ってみたいと思います。

さいさん  

2020/01/25 (Sat) 20:38

釜めしって美味しいですよね!
久しぶりに食べたいなぁ
タッチパネルは便利☺️
デザート美味しそう!

そふぃあ  

2020/01/27 (Mon) 07:42
そふぃあ

To さいさん

こんにちは。
いつもありがとうございます。

お米も具材も一緒に炊き込むので、釜飯美味しいですね。
こちらの方では専門店が少ないので、貴重なお店発見でした。

少人数でお店を切り盛りするには、タッチパネル方式は便利ですね。