【閉店】県央地区にオープンした釜飯専門店「五頭の山茂登 三条店」にお邪魔しました|三条市
新潟県内に人気の釜めし専門店があると知り、本店のある阿賀野市を訪ねたのは2019年春のこと。
さすが人気店とあって、訪ねた日のランチタイムは予約客以外は受け入れできないとの案内があり、その他諸々当てが外れ、あまり土地勘の無い場所ゆえ、昼食難民になりそうだった経験があります(笑)
そんな阿賀野市の人気店が、2019年秋、県央地域にもオープン。希望の本店ではスカだった我が家。今度こそは!と期待を込め、夕方の早い時間帯にお邪魔してみました。

新潟県内では三店舗目となる「五頭の山茂登 三条店」
昭和56年(1981年)五頭山麓に創業した、釜めしと郷土料理の店「
平成12年(2000年)春には、新潟市中央区鳥屋野に2号店となる「五頭の山茂登 新潟店」をオープン。さらに令和元年(2019年)10月16日、県央地域にオープンしたのが、この度お邪魔した、五頭の山茂登3号店となる「三条店」です。

店舗は三条市の主要道である第二産業道路沿いにあり、「越後秘蔵麺 無尽蔵 三条家」店舗奥の、隠れ家的な場所に位置します。以前「越後炭火茶屋
入店せずにメニュー選びができる

雪国らしい雁木をイメージしたような造り。外暖簾も良い雰囲気です。

入店せずして、お店のメニューが垣間見えます。
用意された看板メニュー「釜めし」の数は20種類ほど。そのほか、御膳・会席・うどんやそば・お子様セット・一品料理メニューなどと豊富に揃っています。
店内の様子

休日の夕方6時入店。まだこの日の夜営業ピーク前でした。
三条店は、カウンター席・テーブル半個室・掘り炬燵式半個室・お座敷席と様々あり、まだ満席前だったので、我が家は掘り炬燵式の半個室を選んで座ることができました。

各テーブルにタッチパネルが置かれているので、メニュー表を見て料理を決めたら、タッチパネルをポチして注文します。

お店の商品人気ランキングなども明記されていて、初めてでもメニュー選びの参考になります。

五頭の山茂登の釜めしは注文を受けてから炊き始めるので、手元に届くまで概ね30分の時間が必要になります。
また、釜めしメニューには、小鉢・漬物・味噌汁が付くこと、ドリンクバーが飲み放題の設定になっています。

着席時のお茶のサービスも無く、ドリンクバーで好みのドリンクをセルフサービスというかたちになっていました。
日本茶やコーヒーはもとより、ソフトドリンクも10種類ちかく用意されているので、利用者の年齢問わず、好きなドリンクが選べてお得感もあります。
五頭の山茂登こだわりの釜めし

五頭の山茂登では、釜めしに岩船産コシヒカリを使用。炊いている途中に具材と米を混ぜ合わせるのが特徴の、正統派スタイルの釜めしを提供しています。
提供する店側の拘りがあるのはもちろん、食べ手の私たち客も、お店提案の拘りを受け止めつつ食べるのが「五頭の山茂登」での流儀のようで、美味しい食べ方の説明も細かくされていました。
五頭の山茂登堂々の人気メニュー「五目釜めし」をいただきました

注文ボタンを押して程なくすると提供される、釜めしにセットの小鉢と漬物。

注文ボタンを押してから、本当にチョッキリ30分待って提供された我が家の釜めし。
私は、五頭の山茂登定番・人気No2メニュー「五目釜めし(1,120円)」を。

ワクワクしながら木蓋を開けたら、メニュー写真とのギャップにあらっ⁉(笑)

茶碗によそう時は、かき混ぜずによそってくださいとのことなので、私もそっと、ベビーホタテメインでお茶碗に盛ってみました。
見た目の色は濃くないのに、一口目から、かなりしっかりした味わい。

ご飯をよそったら、その都度、釜に木蓋をしておくと中が程よく蒸れ、最後にお焦げが綺麗に取れるそうです。

二杯目は、一口鮭・甘海老メインで盛り付け。
合間に飲む味噌汁の方が、塩味が薄く感じるって…(笑)

釜炊きの〆の楽しみ、お焦げご飯。
三条店限定の甘味、追加注文してみました

口直しに、三条店限定甘味より「抹茶アイスとわらび餅(330円)」
こんな時、イチイチ店員さんを呼ばなくて済むタッチパネルは便利で罪作り(笑)
おしまいに
家で日常的に食べる料理は家庭料理なので、私が作る料理はとにかく味付けが薄めです。外食して味が濃いなと感じることは多々ありますが、一口目からしっかりと味が付いていると感じる釜めしは、私にはやはり、最後には塩辛く感じてしまいました。
ご飯の炊き加減も良かったと思うし、時間的にもピッタリに提供されたので、決して文句は無いはずなのに、何となくお得感が感じられなかったのは、蓋を開けた瞬間の実物とメニュー写真とのギャップのせいだと思います。
米と具材を混ぜながら炊き上げる…。その結果、絵的にもこうならざるを得ないわけですもんね。痛し痒しです。
…と言いながらも、出されたものはキッチリと完食。ご馳走様でした。

支店においても、本店の味を忠実に再現しているということでしたが、ご飯の命ともなる水の問題など、各支店ではどうクリアされているのか?
人気で予約殺到で入れなかった本店でしたが、ネットで見るレビューもそう悪くはないのです。それが支店では再現されていなかったのか?それとも、炊き時間を待つのが嫌なので予約した客ばかり多くては入れなかったのか?
やはりこれは、本店まで行って確かめてみないことには!(Monday, January 13, 2020)

五頭の山茂登 三条店
- 住所:新潟県三条市横町2丁目3−2−5 ※Google Map
- 備考:2019年10月16日OPEN-2021年9月20日CLOSE
五頭の山茂登 三条店は2021年9月20日をもって閉店しています。
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