【赤シャモジ本店】新発田市|トッピング全部のせの「特製ラーメン」をいただきました
荒川らーめん魂あしら → 新潟荒川こだわりうどん一 ときて、次は再び、気になるラーメン店を訪ねてみることにしました。

新潟荒川こだわりうどん一で春限定メニューをいただきました|村上市
県北・村上まで出掛ける予定だったこの日は、向かう途中にあり、数年前から気になっていたうどん店でお昼にしようと決めていました。この度お邪魔したうどん店は、旧荒川町にあります...
麺作 赤シャモジ 本店

近年は東新潟にも二号店ができたという人気店ですが、この度は初回訪問なので、あえて本店の方にお邪魔しました。
本店の場所は新発田市の北方(旧加治川村)。国道7号沿いにあり、国道の斜向かいには「道の駅 加治川」があるので、それが目印になって初めてでも見つけやすいです。
なんでも、以前は「どさん子 加治川店」だったお店とか…。
独立して角中グループ入りという経緯は、荒川のあしらと同じということですね。

「赤」ってことは辛いのかな⁉と想像しながらここまで来た疑問は、店内入らずして解決しました(笑)
ラーメン作りに対して情熱を持ち、拘りを持ったお店とみえます。

午後2時少し前の入店。駐車場が8割方埋まっていたとおり、店内にもまだ多くの客の姿がありました。
店内は中央に厨房があり、その周囲にカウンター席。窓際に小上がりとテーブル席がL字型になって配置されていました。

卓上の調味料も充実。オリジナルの黒こしょうオイルなるものが気になります。ラーメン店には珍しく一味唐辛子まで置かれていました。

見上げる壁面には、水に対しての拘りも。そしてこちらのお店、唐揚げ押しなんですね!(あっ、それで一味が⁉)
私たちの後から入店されたご常連らしいご夫婦も、座るや否や唐揚げも一緒に注文されていました。

そしてお決まりのワンショット!(笑)ファブリーズまで用意されているというサービスは、角中チェーン店共通のようです。

そして角中チェーン店のもう一つの共通点とも言えるのが、店の信念や拘りなど、必ず客の目に触れる場所にきちんと記されているということ。これも仕事に自信があるからこそだと思います。「天然素材」「無化調」「自家製麺」大盛無料ということで、ガッツリ食べたい人のニーズにも応えています。(特盛りは100円増しです)
「つけめん」「濃熟」「淡麗」「まぜそば」など、メニューも豊富で、どれにしようか?散々悩みました。
料理は12分ほど待ったところで提供されました。
特製 淡麗醤油らーめん(880円)

白濁系は苦手なので、この日の私は、通称「うまシャモジ」といわれる淡麗スープを使ったメニューを。
基本の淡麗ラーメン(650円)もありましたが、朝食が軽めだった日の遅いお昼だったので、デフォルトでトッピング全部のせの「特製」にしました。

自家製レアチャーシュー4枚、厚切炙り豚バラチャーシュー1枚、塩麹たまご1個分、極太メンマ大盛り、海苔、カイワレ大根、青ネギ。
分厚い炙りチャーシューには豚バラが使われていますが、グリルされることでとろける系ではなく、しっかり噛みしめて豚の旨味を味わう感じ。レアチャーシューは、縁にピリッと粒コショウが施されているので、味のアクセントにもなっています。
煮卵も、醤油で作るのとはまたひと味違った優しい味わい。この太さですが、メンマも食べずらいことは無かったです。

淡麗スープに合わせるように、細めの自家製ストレート麺になっていました。トッピングが多いように見えて、意外とサラッと食べられてしまったので、大盛りにしても大丈夫だったかも。

無化調なのに、かなり旨味の出ている清湯スープ。豚や鶏の動物系に、煮干しや昆布の魚介系のバランスも良く、臭みの無い美味しいスープに仕上がっています。これだけの味ですので、コストもかかっているのでしょう。長岡にある超人気ラーメン店同様、麺を食べ終えると円すい状の丼に半分も残らないよう、スープの量が抑えられています。
淡麗系には「塩」もありました。
特製 濃熟醤油らーめん(880円)

やはりお店の看板メニューは「あわシャモジ」と呼ばれる、旦那が食べていた▲こちらの白濁系らしいです。赤い丼には「赤シャモジ」の文字が書かれています。
動物系を中心に作るスープは、香味野菜と共に高温で炊き上げられたのち、弱火にして3日間もかかって完成するそうです。そして、提供直前に泡立てるという!私にはちょっと無理かも…なスープですが、旦那は残さず全て飲み干していました。
濃厚スープに合わせるのは平打ちの太麺。同じ「特製」ですが、淡麗と濃熟で若干トッピング内容も違っています。
濃熟には「味噌」もありました。
おしまいに
1つ1つに丁寧な仕事がされているので、丼の中の何処を食べても美味しかったです。しかも、この丁寧な仕事ぶりでこのお値段は破格!身体に良いラーメンなんてあるのか?と切り返されたら元も子もないですが、あまり罪悪感無く食べられる健康志向のラーメンに、また一つ出会えた気がしました。ただ、全てが良く出来た「優等生たちの集団」といった印象のみで、強く残るようなインパクトに欠けるのも正直なところ。料理が出来上がるまで厨房を見ていると、大抵どの人が店長さんなのか分かるはずなのに、それも特定できない感じの仕事ぶり。接客も悪くはないと思うのですが、店全体が覇気の無い感じで、そんな雰囲気が味の印象にも大きく関わってしまったのかも知れません。
しかし、丁寧に作った優しい味は心に残り、目の前にあれば取り立てて褒めることもない「おふくろの味」のように、遠くにあって思い出せばまたジワジワと食べたくなります。お店によっても印象が違うかも知れないです。とにかく味は良かったので、今度は新潟東店にも行ってみようと思います。
ご馳走様でした。

麺作赤シャモジ 本店
- 住所:新潟県新発田市横岡415-1 ※Google Map
- 備考:2012年12月20日OPEN
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