王ヶ鼻 ~リベンジ美ヶ原③~

Byそふぃあ

 ----- Monday, October 8, 2018 ----------  Dawn太(生後1,323日)
美ヶ原高原 王ヶ頭ホテルのトイレは有料でした(笑)
末っ娘と二人でお借りし、その時に、ホテル前のテラス席はワンコ同伴で食事ができると知りました。

王ヶ鼻
すでに時刻は午後一時だったので、「ここでお昼を食べてから次へ行こう!」と提案してみたのですが、「お腹いっぱいになって山歩きをしたくない!」という末っ娘の言葉に従い、戻ってからランチにする予定で、最後の目的地目指してホテル横の道から歩き出しました。

王ヶ鼻
歩き始め、北アルプスの山々を望む絶景。
手前に見えるダケカンバが秋の装いです。

王ヶ鼻
案内板に従いつつ鉄塔の辺りを曲がり、最後はこの細道を。。。

王ヶ鼻
ついにこの日の最終目的地、美ヶ原の最西端 王ヶ鼻 に到着!
先に訪れた王ヶ頭が、松本市内から見ると冠を戴いた王の顔に見えるなら、こちらはその王の鼻に見える部分なので、この名で呼ばれています。

王ヶ鼻
王ヶ頭に比べ標高的には若干低いものの、美ヶ原の果ての崖っぷち!
標高2,008mの高さから、標高3,000mクラスの山並みを360℃の大パノラマで見渡すことができる、美ヶ原の中でも一番のビューポイントです。

王ヶ鼻
美ヶ原最西端の様子はこんな風。
ここまで歩いて来た平原地とは違い、ピークといわれるところは、大岩の塊のような場所ばかり。

王ヶ鼻
王ヶ鼻に並ぶ石像群。これ全て、御嶽山の方角を向いています。
美ヶ原から御嶽山が望めることから、江戸時代の頃には御嶽教の山岳信仰の場ともなり、残された石像たちは御嶽教の信仰の対象です。

王ヶ鼻
ゾクゾクするような岩場に座って休み、遠く御嶽山辺りを見つめているのでは!?と思われる男性がいました。

王ヶ鼻
松本市街地も、さらに近くなった感じがします。
さらにその奥には、乗鞍岳や北アルプス連峰が雲間に見え隠れしています。

王ヶ鼻
高所恐怖症のくせして、こういう崖っぷちを見ると、ついつい立ってみたくなる私(笑)

王ヶ鼻
向こうに見える林立した鉄塔付近が、先に立ち寄った美ヶ原の最高峰「王ヶ頭」です。
こちらの崖っぷち加減が分かりますか!?

王ヶ鼻
王ヶ頭も同じでしたが、足元は無数の板状の鉄平石が幾重にも層をなした「板状節理」になっていて、この付近が火山であったことを、ひしひしと感じる瞬間です。
柱状節理は溶岩が冷却する際に収縮することでできた割れ目のことですが、板状節理は流れようとする溶岩と地面との摩擦で生ずる歪みにより、冷却面と平行に発達して割れ目ができます。板状節理は世界的に見ても珍しい地形だそうです。

板状節理は長野県の諏訪地方や佐久地方に広く分布がみられ、およそ2,500万年前の火山活動によって形成されたと推測されているようです。
美ヶ原のはじまりは、100万~80万年前頃に起こった楯状火山の噴火によって、粘度の低い溶岩が広がって形成されたといいます。かなり遅れて活動した火山だったようですね。

王ヶ鼻
ギリギリに立ってみました。
不思議と恐怖心のようなものが無いのは、クライマーズハイの状態だからでしょうか!?

王ヶ鼻
自分が立って怖く無い場所も、他人(犬)がいるのを見ると、やっぱりゾクソクします(汗)

王ヶ鼻
Dawn太とチェンジして、崖っぷち側から板状節理を写してみました。

直に古代に触れられるって凄いなぁ!
周囲の絶景も圧巻だけど、私はこの石からのパワーに圧倒されていました。

王ヶ鼻
丼:かぁ~さん、感動し過ぎて落っこちないでよ!

王ヶ鼻
男性が立ち上がったあと、私も同じ辺りに座ってみました。

王ヶ鼻
すると、もう一段下にも同じように板状節理の場所があり、そこから同じように御嶽山方向を眺めている男性がいらっしゃいました。(写真を拡大して、直下にいる男性を見つけてください!)

私もそこへ行ってみようと途中までチャレンジしてみましたが、剥離して粉砕した鉄平石が敷き詰められた下り坂の道で、石同士が動いてとても足元悪く、早々に断念しました。
アルプス展望コースから来ると、幾つもの板状節理の塊に上がって楽しめるみたいです。

王ヶ鼻
空気の澄んだ快晴の日には、日本百名山といわれる名峰の三分の一がここから望めます。
大きな雲があって富士山こそ確認できませんでしたが、何とも爽快になれる景色を目の当たりにし、リベンジに来て良かった!と思えました。

王ヶ鼻
癒しと感動のパワースポット。
また訪ねてみたい場所になりました。

王ヶ鼻
王ヶ頭ホテル方面へと戻ります。

王ヶ鼻
眼下に松本城は見えるけど、北アルプスは雲の中。。。
自分たちが雲と同じ高さにいるのも、何だか不思議な気分です。

王ヶ鼻
この道とは別に、斜面には犬走り状のショートカットコースもありましたが、私たちは往復、この一部舗装路で!
お陰で、王ヶ頭から王ヶ鼻間の往復で、20分ほど余計に持ち時間を使ってしまったみたいです。

王ヶ鼻
丁度その時間がロスタイムとなってしまい、王ヶ頭ホテルまで戻って来た時には、楽しみにしていたランチタイムがすでに終了していました。

王ヶ鼻
丼:エッ、まさか ダイエット登山だったの!?

空きっ腹を抱えつつ、行きに見た美ヶ原高原ホテル 山本小屋のキノコ汁がまだあることに期待しながら、行きと同じ道を戻ります。

美ヶ原
牧場では牛たちの全下山期を10日後に控え、管理者が一頭一頭、牛のチェックをしている場面に遭遇しました。

美ヶ原
広大な牧草地の中、牛たちは思い思いの場所に散って過ごしていますから、管理や回収だけでも大変な作業でしょう。
今頃は下山も完了し、麓の牧場で冬を待っていることと思います。

美ヶ原
この光景も、また来年の5月末頃までお預けですね。

美ヶ原
ホテルの送迎バスが土煙を上げ、私たちを追い越して行きました。

美ヶ原
美しの塔が見えるところまで来ると、何だか戻って来た感もあります。

結局、当てにしていた山本小屋のキノコ汁も完売していて、係の人たちは後片付けを始めていました。

美ヶ原
仕方ないので。。。山本小屋ふるさと館で二度目の こけももソフトクリーム(350円)
空きっ腹に、程よい酸味がしみて心地よい。((美^~^味))

美ヶ原
最後の最後でくる牛伏山の登りがきつく感じた~。(体調悪かったので特に)

時間など気にせず、ゆっくりのんびりのハイキングだったので、最終的には往復で4時間弱掛かってしまいました。とにかく開放的で日本じゃないような景色が素晴らしかったので、どんなに距離を歩いても、そんなに時間が経った実感もないくらいでした。

ホテルでも山小屋でも食事には有り付けなかったけど、ここなら大丈夫でしょ!?と、最後の頼みの綱で「道の駅 美ヶ原高原」に立ち寄ってみました。
日本一高い場所にある道の駅なので、山歩きした時に見た山々が道の駅からも望めるのです。

お買い物の観光客はまだ大勢いましたが、2階に2つあるうちの和食レストランはもうすでに閉店。
唯一開いていた洋食系の レストラン コンポート が神々しく見えました。

こちらのレストランは社食を彷彿とさせるようなシステムで、入店前の廊下に料理が陳列されていて、1枚取ったトレーの上に食べたいものを一皿ずつ取りながら進み、最後に会計を済ませて入店するというスタイルでした。

美ヶ原
ホットケーキセット(ドリンク付き 750円)/ 高原サラダ(お皿に盛れるだけ取り放題 350円)/ 山ぶどうゼリー(300円)
お腹が減り過ぎて頼み過ぎ!しかも、もう遅い時間で終了したメニューも多く、あったもので揃えたらこんな感じになってしまいました。(;^ω^)
ホットケーキにはドライフルーツやナッツがたっぷり!優しいフワフワ加減もご馳走でした。

美ヶ原
おやつ時刻の遅いお昼を済ませて外に出ると、何と!あんなにお天気良かった美ヶ原が、また濃い霧に包まれ始めるところでした。

日中でなくて何より!
たくさんの素敵な思い出ができた、リベンジ美ヶ原の旅でした。

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