NSG美術館(砂丘エリア) ~水と土の芸術祭2018-PartⅪ ~

Byそふぃあ

----- Sunday, September 9, 2018 ----------
雨の日曜日は芸術鑑賞!
新潟市を舞台に開催されている「水と土の芸術祭2018」
11回目となる今回は、サテライト会場周辺地である砂丘エリアの、NSG美術館をご紹介します。

水土 NSG美術館
2016年オープンしたNSG美術館は、白壁に映える周囲の自然や作品も美しい会場。
水土の作品は、全館で撮影可能となっていました。

NSG美術館
(砂9)伊藤遠平 氏 もりびとたち
水土 NSG美術館
サテライト会場となっている「ゆいぽーと」で、「ミーヤ・ホーヤ」のメルヘンな物語をつくり出していた同作家さんの二作品目です。

水土 NSG美術館
▲Mud Shell / yamaboushi
こちらの会場では全く雰囲気も変わり、砂防林となって新潟砂丘に群生するグミの木を用いた、象徴的な焼き物によるオブジェが並ぶ作品になっていました。

作品の素材は、枯れ枝、紙、粘土。

水土 NSG美術館
オブジェの奥に見える絵画も作品のひとつで、増殖する生命体が、ジワジワと広がっていくようなイメージになっているそうです。

立体と平面での表現、リアルと想像の世界を行ったり来たりするような作風は、姿かたちが変わっても、ゆいぽーと作品とも共通する部分だと思いました。

水土 NSG美術館
▲小さな部屋



(砂10)高見沢美穂 作 KOBAKO
水土 NSG美術館
サテライト会場・ゆいぽーとの食堂壁面を、さかなのレリーフで飾った作家さんの二作品目です。
こちらも同じく陶器でできた作品。

水土 NSG美術館
見た人の大切な想いを詰めて欲しい。。。との作者の願いから、蓋つきの作品もみられます。
手作りなので1つ1つ違う家があって、お気に入りを探すのも楽しいですね。

水土 NSG美術館
色とりどりに手のひらサイズの小箱が並び、小さな街並みのような空間をつくりあげていました。

水土 NSG美術館
会場の隅に置かれたコーナーには、サテライト会場・ゆいぽーとで開催されたワークショップの題材ともなった、伊藤知香氏の『世界にひとつだけの陶のベビーシューズ』と、高見沢美穂氏の『焼き物で家型小箱をつくろう!』が、展示されていました。

展示作品には触れられませんが、こちらだけは触っても良いとのこと。

水土 NSG美術館
蓋の内側にも、可愛い世界が広がります。

水土 NSG美術館
そして、同室に展示されたもうひと作品。。。

(砂11)伊藤知香 作 日常より
水土 NSG美術館
上記で、陶のベビーシューズのワークショップを開催されていた、同作家さんの作品です。

水土 NSG美術館
誰の日常にもお馴染みな、帽子や靴、カバンといった"モノ"が題材なので、とても分かりやすい作品でした。

水土 NSG美術館
ベビーシューズも発見!

水土 NSG美術館
日常の一場面を切り取ったような作品でありながら、黒でシックに統一されているので、非日常を連想させるようでもあり。。。



美術館の一階部では造形美を楽しみ、二階部では絵画を楽しむという構成。
日本海を取り囲む国々の作家が集い、「海の波」をテーマとした作品が展示された会場となっていました。

(砂12)柳根澤(Yoo, Geun-Taek / 韓国)作 A Landscape, Flowing Down
柳根澤:A Landscape, Flowing Down

柳根澤 A Landscape, Flowing Down
環日本海の「水」をテーマとした、韓国出身の作家さんの作品です。

柳根澤 A Landscape, Flowing Down
湖面に写り込む水鏡の世界を描き出した、A Landscape, Flowing Downシリーズの大作2点が展示されていました。

(砂13)荒井経 作 べろ藍の風景
荒井経 べろ藍の風景
江戸時代の浮世絵師によく使われ、北斎や広重が手にしたプルシャンブルーでもお馴染みの、「べろ藍」を用いた日本画を描きだす、博士号をも持つ作家さんです。
和紙に染料を水平に浸透させ、その清潔感あるコントラストも印象的な2点が展示されています。

(砂14)セルゲイ・ヴァセンキン 作(ロシア) ぼくは船長になる
セルゲイ・ヴァセンキン ぼくは船長になる
作者は、ロシア内陸部のご出身。
子どもの頃から海に憧れ、いつか船長になりたい!という夢があったそうです。
海辺に腰を下ろし、波しぶきが天使の羽のようにも見える少年の姿は、夢見る作者の姿をそのまま投影したものでしょう。

セルゲイ・ヴァセンキン ぼくは船長になる
▲中央:大きな波-岸から遠く離れて(2018年)/ 右:サハリン島ジェンキエール岬のチェホフ(2015年)

(砂15)潘逸舟 作(中国) 波を止めている夢
潘逸舟 波を止めている夢
鳥屋野の天寿園にて、映像作品と足つぼ作品のあった、中国出身作者さんの3作品目です。
海の波を様々な障害に見立て、ひたすら止めようとする姿を映像にて切り取った2017年の作品「波を止めている夢」
今回新たに、連続した写真として展示されています。

(砂16)梶井照陰 作 NAMI
梶井照陰 NAMI
新潟市出身で、現在は佐渡在住の僧侶でもある作者の、佐渡の波に拘った、2枚の大きな写真を繋ぎ合わせた、迫力の大作(新作)が展示されています。

水土 NSG美術館

※水と土の芸術祭2018
開催期間 2018年7月14日(土)~2018年10月8日(月)

水土2018-PartⅠ 鳥屋野潟エリア作品 →
     PartⅡ 屋外展示作品巡り →
     PartⅢ 万代メイン会場・前編 →
     PartⅣ 万代メイン会場・後編 →
     PartⅤ みずつちカフェと橋、私。 →
     PartⅥ 万代エリア(メイン会場周辺)→
     PartⅦ サテライト会場・前編 →
     PartⅧ サテライト会場・後編 →
     PartⅩ お六さんのお顔と沼垂テラス商店街 →

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✽ Comments ✽ 2

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栗千代  

素敵ですね

芸術の秋ですね☆

どれも素敵で、作者さんの拘りを感じます。
特にNAMIに強く惹かれます。
新潟出身で、佐渡に住まう方だからこそ
こういう波が画けるのでしょうね。

2018/09/29 (Sat) 02:03 | EDIT | REPLY |   

そふぃあ  

Re: 栗千代さんへ

あっという間の3年。
またこの季節が巡ってきました。
お天気の日はDawn太中心の外遊びになりますが、雨の日は美術鑑賞に巡っています。

一瞬を切り取った姿も、芸術家の手にかかると美しいですね。
佐渡の海。。。私も行ってみたくなります。

2018/09/29 (Sat) 08:10 | EDIT | REPLY |   

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