千国の庄史料館 ~千国街道・塩の道②~

Byそふぃあ

----- Saturday, August 25, 2018 ----------
千国の庄史料館
前記事の千国番所と同じ敷地内には、かつての小谷村の暮らしぶりを知ることのできる史料館があります。

千国の庄史料館
この建物は、1,800年代中期頃の「千国の大火」により、千国集落の大半が焼失した後に建てられたものです。
現在の駐車場の位置にあったものを曳家工法にて移築し、史料館として再建されています。

当時、この建物では造り酒屋が営まれており、三棟もの土蔵があったそうです。
間口十二間三尺(約23m)奥行六間一尺(約11m)もあり、この地方の建物としては豪壮な造りをみせています。

千国の庄史料館
こちらが正式な玄関ですね。

千国の庄史料館
▲一階間取り図

千国の庄史料館
▲土間より

千国の庄史料館
▲厩
厩のたか(2階部分)は飼料置き場になっています。

千国の庄史料館
土間には昔の生活用品が置かれていたり、小谷のジオラマなども展示されていました。

千国の庄史料館
▲台所

千国の庄史料館
▲茶の間
TVのスイッチを入れると、小谷の映像が流れます。

千国の庄史料館
囲炉裏には大きな自在鉤。
届きそうな場所に障子戸のある、少し低めな二階が気になります。

千国の庄史料館
▲帳場

千国の庄史料館
▲広間

千国の庄史料館
晴れの日などに使われた品々が展示されていました。

千国の庄史料館
▲奥座敷
松本伝統の押絵雛が16体展示されていました。

千国の庄史料館
▲奥座敷床の間

千国の庄史料館
帳場に設けられた箱階段より二階へ!

千国の庄史料館
▲二階間取り図

千国の庄史料館
▲小谷の織物
・白絹、紬 → 養蚕による糸づくりから製織、仕立てにいたるまで。(晴れ着など)
・麻 → 麻栽培から糸づくり、製織、仕立てまで。(野良着・豆腐こし布・種入れ袋など)
・ボロ織 → 使い古した布を裂いて、また織って再生する。(コタツ掛けなど)

数十年前まで機織りは、女性の仕事として、母から娘へと伝えられてきました。
現在ではごく少数の人の手に寄り、機織りが続いているそうです。

千国の庄史料館
▲たかと呼ばれる2階部分
下から見て感じたとおり、養蚕のための部屋になっていました。

千国の庄史料館
腰の高さにあった神棚

千国の庄史料館
障子戸の隙間から、茶の間囲炉裏の自在鉤が近くに見えます。

千国の庄史料館
良い感じに黒光している梁。
雪の降る土地なので、梁もある程度の太さがありました。


見学している途中から、雨の叩きつける音がしていましたが、いざ見学を終えて車に戻ろうとする頃には、予報どおりに本降りになってしまいました。
茶の間で映像をみながら、少し雨が小降りになるのを待ちましたが、一度降り出した雨は、そうそう止む感じでは無かったです。(汗)
Dawn太を車から降ろし、敷地に入らない関所前から記念撮影だけしたかったのですが、これではそれも無理ですね。

SUPの体験が朝早くで良かったのだと、強く感じた瞬間でした。

千国の庄史料館
千国の庄史料館(千国番所を含む)
時間 9:00~16:30
休館 火曜日(祝日の場合は翌日) / 冬季(11下旬~4月下旬)
料金 一般300円 / 中学生以下無料

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