attention admin about comments trackbacks you may also like

右足関節外果骨折 いよいよ手術!

2008年02月08日

アンヨの話
-

手術日

1月30日(水曜日) いよいよ、息子の右足の手術予定日となりました。
主治医の先生は、午前中は外来があるので手術は午後から。これはちびの時もそうでしたので分かっていました。

家に居ても落ち着かないので、朝の家事を済ませると早々に家を出ましたので、息子のところへ着いたのは11時前でした。病室前の廊下には、息子用と思われる車椅子が用意してありました。
いつものように部屋に入ると、すでに点滴がされていて、部屋の冷蔵庫の上には▼こんなプレートが乗っていました。

右足関節外果骨折手術

腰椎麻酔なのに、やはり食事制限があるんですね!それも、まる1日だなんて!(* ̄m ̄)ぷっ
ちびは全身麻酔でしたが、術後数時間もすると水分摂取を許されたのに、息子はそれもダメのようで、きっとこちらの方がリスクは少ないけどダメージが強いんだろうな。。。と、素人な母は思いました。

お昼を食べられない子の前で私たちもお昼は食べられないし、手術までまだまだ時間もあるので、病院向かいにあるショッピングセンターで旦那と一緒にお昼を食べました。外に出て食事はしたものの、やはりちびの時と同じで、味わって食べると言うよりも、エネルギーを蓄えるために流し込んでいる感じ。食事が済むと、息子の暇つぶしにと数冊の本を買い込み、また病室へと戻りました。

病室に戻ってしばらくすると、看護師さんが来て「手術室に2時に入りますので、1時50分に迎えに来ます。」と言われました。
今日は外来がスムーズに済んだのか、午後3時前後と言われていた手術時間も幾分早めに始まるようでした。

手術室へ

予定時間の少し前になると、看護師さんが来て抗生物質の点滴をしたり、最後の準備に掛かりました。
パジャマも下着も脱ぎ、裸の状態で、腕には生まれたばかりの赤ちゃんがしているような名前つきの輪っかをはめられ、ベットのまま手術室まで移動になりました。

ちびの時と同じでエレベーターで手術室のある階まで下り、でも今回は中までは入れてくれず、手術室の前で見送りました。
ちびの手術から40日くらいしか経っていないので、前回の時の記憶も生々しく、何だかとても複雑な気持ちで見送りました。

息子は、いつもと変わらない落ち着いた様子で、笑顔を残しながら手術室の中に吸い込まれて行きました。
後は、すべてお任せするだけ。。。
私と旦那は、ベッドの無くなったガランとした病室に戻り、手術が終わるのを待ちました。

手術中

ここからは、実際に手術を体験した息子が話してくれた話です。

2時に手術室に入り、そこから麻酔をかける作業が始まりました。
麻酔はすぐにかかって、足の感覚が無くなったそうです。

執刀は2時半頃。(手術室に時計があって、自分の場所から見えたそうです。)
しばらくすると、骨を引っ張られているような感覚があったり、ドリルのような音や、カンカンと打ち付ける音がして、足にもその振動が伝わって来たそうです。   

30分もすると手術は終わり、レントゲンを撮ったりギブスを巻いたりの作業が。
この時の時刻が3時を少し回っていたそうです。

無事終了

病室で待っていると、3時15分に看護師さんが「終わりましたよ。手術室の前までお迎えに行きますか?」と呼びに来てくれました。

旦那はたばこを吸いに外に行ってしまっていたのでひとりでエレベーターに乗り、手術室の前で待ちました。
10分ほど待つと、息子の乗ったベッドが分厚い扉の向こうから見えてきました。

意外とこういう事に強いのか、入って行った時と同じに、少しはにかんだ笑顔を見せながら出て来ました。
ちびの時のように、泣きそうになるような感情は無かったのですが、無事に終わった!という安堵感は大きかったです。(文章を書きながら、あの時の息子の笑顔を思い出したら、今頃泣けてきました。汗)

病室に戻って処置をされていると、主治医が来てレントゲン写真を見せながら、行った手術の説明をしてくれました。

右足関節外果骨折レントゲン写真 右足関節外果骨折レントゲン写真

折れていた骨は綺麗に元の位置に合わさったかたちで、骨の中に太めのワイヤーが入っていて、くるぶしの外側を覆うようにも、細いワイヤーで止めてありました。

予定の手術はきちんと済んだようで、これで一安心です。(かかとの写っているレントゲンを見ると、骨端線はまだ完全には閉じてないのかな!?もう少し身長が欲しいとこです。 (*^m^*) )

術後最初の夜

完全看護なので息子の年齢だと夜の付き添いも必要ないのですが、術後なので、面会時間を過ぎても消灯時間ギリギリまで様子を見ていました。

熱も平熱。血圧も脈拍も安定していました。午後8時を過ぎた頃から、少しずつ痛みを訴えるようになったので、点滴の交換に来た際に看護師さんに痛み止めをお願いしました。
痛み止めの座薬を入れてもらったのを見届けると、私たちは病院を後にしたのですが、ここからずっと痛みとの戦いだったそうで、夜中じゅう注射や座薬を交互に使っていたそうです。しかし痛みは全く取れず、睡眠も出来ないまま一晩が過ぎて行ったようです。

翌日私が行くと、心細かったのか、ずっと昨夜の話をして苦痛を訴えていました。
話は聞いてあげられるけど、痛みはとってあげられず。。。何だか無力感を感じながら付き添っていました。

主治医の配慮で少し早く退院

手術の翌日は本当に痛がっていたのに、その痛みも時間とともに薄れてきて、この日以降は痛み止めを使うこともなく、傷の具合も良好でしたので、週明け(2月4・5日)の期末試験に間に合うようにとの配慮から、少し早め、術後3日目の2月2日(土曜日)に退院になりました。

ちびの手術・入院の付き添いの時にも思いましたが、ここの病院は患者の環境や立場に対してかなり配慮してくれ、とても快適に過ごせて感謝でした。

抜糸してきました

そして今日、抜糸に行って来ました。
ギブスをカットして足を拭いてもらい、主治医の処置を待ってる間に1枚パチリ!(まだ糸が付いたままです。)

右足関節外果骨折手術後

私も傷は初めて見ましたが、7~8cmほど手術のために切られたんですね。
右足を使えなくなって16日ほど経ちましたが、一回り細くなっていて何だかとっても痛々しかったです。

その代わり、家の中でケンケン移動してる左足は太くなって、片足のヒンズースクワットが軽々出来るようになりました。(* ̄m ̄)ぷっ

ギブス巻きました

ギブスを巻き直してもらい、またかかとのあるギブスになりました。まだ体重を思いっきり掛けたりは出来ないのですが、少しだけ右足をつけるようになるので、今よりは楽になると思います。
早く骨が付いてくれるように、カルシウム強化メニューでも考えないとですね。
関連する記事
そふぃあ
Posted by そふぃあ
ご訪問ありがとうございます。管理人の体験談を心のままに綴ったブログです。
話題に時差あり、脱線もあり、時に辛口意見もございます。
私感強めな内容ですが、長年積み上げてきた情報満載!何かのお役に立てたなら幸いです。
※撮影した写真の著作権は放棄しておりません。画像のお持ち帰りは固くお断りいたします。

更新通知で新しい記事をいち早くお届けします