ご当地キティチロル|栃木限定♪
2014年02月09日
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ご当地キティチロルチョコ ≪栃木限定≫

- 商品概要:キティちゃんのご当地シリーズが ビッグチロルになって登場!
- 発売日:2013年11月頃
- 規格:1箱(30個入り)
- 価格:840円
- 販売ルート:お土産ものコーナー etc・・・
昨年秋頃から発売になっている「ご当地キティチロル」第二弾!
2013年度は、秋田・宮城・栃木・東海・三重・広島・北海道シロクマ・パンダ、が新登場しています。
第二弾4回目の今回は、栃木限定!((ヾ(。・ω・)ノ

天面はお馴染みいちごに扮したキティちゃんが描かれていますが、側面は文字だけの意外とシンプルな外箱になっていました。

10円サイズのチロルが30個入り。全国一の苺の産地にちなみ、チロルは全て「ストロベリー」になっています。
図柄はランダムで入っていますが、私が購入したものはこんな感じ。
2~5個とバラつきはあったものの、1箱で10種類揃いました。

- 日光東照宮
- とちおとめ苺
- いちご
- 日光眠り猫
- 鬼怒川ライン下り

- 宇都宮餃子
- かんぴょう
- 九尾の狐
- とちおとめ
- 那須の茄子

これでもか!っていうくらい、苺に扮したキティちゃんが描かれていますが、某タレントで有名になった「レモン牛乳」は入り込んでこれなかったようですね。苺の生産だけでなく、日本の干瓢生産量の8割は栃木県南部だそうです。そして、神話として伝わる「九尾の狐」が栃木と関わりがあることも、今回のご当地チロルで知りました。
古来中国では、天界より遣わされた平安をもたらす神獣であったはずの九尾狐が時代と共にその存在にも変化が生じ、中国・天竺を経て日本にやって来た九尾の狐は「玉藻の前」という絶世の美女として描かれ、鳥羽上皇の寵愛を受けます。
しかし、帝が日々衰弱し床に伏せるようになったことから、その正体を陰陽師・安倍晴明によって見破られ、退治されて大きな岩へと化身し、毒気を振り巻き人々に被害を及ぼすようになります。
やがて、玄翁和尚が一喝すると石は三つに割れ、全国3ヶ所の高田と呼ばれる地に飛散したといわれ、そのうちの1つが、現在でも毒ガスを噴出している那須湯本の史跡「殺生石」であると伝えられています。
さらに興味深かったのがここからで、玄翁和尚によって砕かれた殺生石が飛来したとされる場所は美作国高田(現・岡山県真庭市勝山)、越後国高田(現・新潟県上越市)、安芸国高田(現・広島県安芸高田市)、豊後国高田(現・大分県豊後高田市)。
殺生石の火山性有毒ガスと九尾狐の話を結びつけて伝えられるようになったのは、江戸時代後期になってからのようですが、県内の地名にまで繋がったことで、さらなる興味を持ちました。
おしまいに

20数年ぶりに、日光東照宮にも出掛けてみたいと、ずっと思っているんですよね。
「猿=秀吉」
秀吉は「見るな、聞くな、何もしゃべるな」
そんな家康のメッセージが三猿には込められているとか、いないとか。
たかがチロル、されどチロル。
今回もいろいろと勉強になりました。
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