冨士美園の村上茶入り伊達巻♪|【閉業】新潟マルス蒲鉾
2015年01月05日
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正月三が日、主婦は台所に立たなくても…といいますが、どんな夜中遅くに寝ても、朝になれば台所に立ち、3日間ともお雑煮作りますもんね。
クリスマス終了と同時に漬け込み始めた松前漬けをはじめ、31日の朝から作った、栗きんとん、黒豆、変わり田作り、そして、たっぷりな干し貝柱と干ししいたけでダシを取って作る郷土料理ののっぺなど。
毎年、殆ど同じメニューが並ぶ我が家のお正月料理。

角煮餅には、お好みで餡子や黄な粉をつけて。
具沢山の雑煮には、鮭やイクラを入れるお宅も多いですが、魚嫌いだった義父の影響から魚系は入れず、鶏肉と打ち豆が入っています。

昨年、偶然に見つけて美味しかった伊達巻があったので、昨年購入したお店に行ってみますが、何故か今年は販売されておらず…。
ネットで調べてみると、加島屋さんの本店に行くとその伊達巻が売られているかもという情報もあり足を運んでみますが、2014年の新商品は購入できたものの、昨年購入の商品は置かれておらず、ここでもまた空振りに終わってしまいました。
新潟市の本町通りに工場があるので、欲しい商品が何処で購入できるのか?関係者の方に直に伺ってみようと思い、伊達巻を作っているマルス蒲鉾工業株式会社さんを訪ねてみました。(事前のネット調査では、本社で購入可能かが不明だったので)
暮れ間際の工場前では、数名の社員さんが出荷商品の搬送準備に追われているところでした。
恐縮ながら声をかけてみると、担当者を訪ねるようにと親切に教えていただき、その後、担当者に訪ねた訳を話すと、快くできたて商品を分けてもらうことができました。(FAXや電話での購入も可能なようでした。)

高知県の馬路村は、人口が1,200人余りの小さな村だそうです。小さな村を全国に広めたのが特産の柚子。今では加工品も多く出回っています。
丹精込めて育てられた柚子の果汁を用い、風味豊かな伊達巻に仕上げたのが2014年の新商品 ゆず入り伊達巻です。
柚子の風味が濃厚!しかも卵や魚の味にも良く合う。

一方のお茶伊達巻は、事ある毎にお邪魔する、北限の茶処村上の冨士美園さんのお茶を使った、2013年秋に誕生した商品です。
しっとりした生地の中に、甘過ぎず、お茶のホロ苦さも実感できる新味の伊達巻。
昨年は、冨士美園の名につられて購入した伊達巻でしたが、今回の一件もあり、目的の商品が購入できた喜びはもちろん、会社の方々がとても親切で美味しい商品が、こういう人々によって出来上がっていることに直に触れられ、益々、マルスさんの作る伊達巻のファンになってしまいました。
1本160gで800円ですので、通常の伊達巻よりも少し割高商品ですが、その分のこだわりと、美味しさを実感できると思います。
食に関しても、素敵な出会いが期待できそうな一件となりました。_〆(・ω・o)
クリスマス終了と同時に漬け込み始めた松前漬けをはじめ、31日の朝から作った、栗きんとん、黒豆、変わり田作り、そして、たっぷりな干し貝柱と干ししいたけでダシを取って作る郷土料理ののっぺなど。
毎年、殆ど同じメニューが並ぶ我が家のお正月料理。

角煮餅には、お好みで餡子や黄な粉をつけて。
具沢山の雑煮には、鮭やイクラを入れるお宅も多いですが、魚嫌いだった義父の影響から魚系は入れず、鶏肉と打ち豆が入っています。

お正月に欠かせない伊達巻
そして、お正月の食卓に欠かせないのがかまぼこや伊達巻。昨年、偶然に見つけて美味しかった伊達巻があったので、昨年購入したお店に行ってみますが、何故か今年は販売されておらず…。
ネットで調べてみると、加島屋さんの本店に行くとその伊達巻が売られているかもという情報もあり足を運んでみますが、2014年の新商品は購入できたものの、昨年購入の商品は置かれておらず、ここでもまた空振りに終わってしまいました。
マルス蒲鉾さんを訪ねてみました
実は加島屋本店まで来ると、目的としている伊達巻の生産工場は目と鼻の先!新潟市の本町通りに工場があるので、欲しい商品が何処で購入できるのか?関係者の方に直に伺ってみようと思い、伊達巻を作っているマルス蒲鉾工業株式会社さんを訪ねてみました。(事前のネット調査では、本社で購入可能かが不明だったので)
暮れ間際の工場前では、数名の社員さんが出荷商品の搬送準備に追われているところでした。
恐縮ながら声をかけてみると、担当者を訪ねるようにと親切に教えていただき、その後、担当者に訪ねた訳を話すと、快くできたて商品を分けてもらうことができました。(FAXや電話での購入も可能なようでした。)
買いそろえたマルスの伊達巻2種
思いがけず工場直購入になった、昨年も美味しかった「冨士美園の村上茶入り伊達巻」と、加島屋さん本店で購入の、2014年度新商品「馬路村のゆず入り伊達巻」
高知県の馬路村は、人口が1,200人余りの小さな村だそうです。小さな村を全国に広めたのが特産の柚子。今では加工品も多く出回っています。
丹精込めて育てられた柚子の果汁を用い、風味豊かな伊達巻に仕上げたのが2014年の新商品 ゆず入り伊達巻です。
柚子の風味が濃厚!しかも卵や魚の味にも良く合う。

一方のお茶伊達巻は、事ある毎にお邪魔する、北限の茶処村上の冨士美園さんのお茶を使った、2013年秋に誕生した商品です。
しっとりした生地の中に、甘過ぎず、お茶のホロ苦さも実感できる新味の伊達巻。
昨年は、冨士美園の名につられて購入した伊達巻でしたが、今回の一件もあり、目的の商品が購入できた喜びはもちろん、会社の方々がとても親切で美味しい商品が、こういう人々によって出来上がっていることに直に触れられ、益々、マルスさんの作る伊達巻のファンになってしまいました。
1本160gで800円ですので、通常の伊達巻よりも少し割高商品ですが、その分のこだわりと、美味しさを実感できると思います。
おしまいに
今年もスローフードを心掛けたい我が家。食に関しても、素敵な出会いが期待できそうな一件となりました。_〆(・ω・o)
2021年5月追記
マルス蒲鉾工業株式会社は2021年2月末で営業を終了し、2021年3月11日に解散されています。
2012年には一正蒲鉾の傘下に入り、お正月用の伊達巻や蒲鉾の生産を続けられており、我が家のお正月にマルスの伊達巻は無くてはならない存在でした。しかしコロナによる打撃は大きかったようで、お正月の定番商品にもう二度と出会えないのは寂しい限りです。本社まで出掛けた日、とても親切丁寧だった工員さんや従業員の方々が思い出され、さらに寂しさが増します。
長い間、美味しい商品を提供してくださり、ありがとうございました。
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