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私だってたまには勉強するんです!|アスリートの食編

2015年01月26日

子どもの行事
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週末行われた、アスリートの『食』に関する講演会に参加してきました。

今回の講師は、プロ野球 オリックス・バファローズや、スケートの浅田真央さんの栄養指導も行った管理栄養士の女性。
定員70名。会場ほぼ満席の中、皆さん熱心に講師の話に聞き入っていました。

講習会

アスリートの『食』について

私たちにとって『食』は、生命維持に必要不可欠です。これがアスリートになると、強靭で大きな体格を作り、パフォーマンスを上げるという目的が加わってきます。
栄養素が十分身体に巡ることで、日々の練習を集中した状態で行え、さらには怪我に強く、質の良い筋肉を持つ身体作りに繋がります。肉体の向上が、パフォーマンスの向上、さらにはメンタル面にも関わって来るそうです。
  • 肉:強い筋肉を作る 関節強化
  • 魚:柔軟性 体脂肪ダウン
  • 卵:トレーニング効果アップ
  • 大豆製品:筋力アップ 体脂肪ダウン
  • 乳製品:トレーニング効果アップ 集中力 ケガ予防
  • プロテイン:リカバリー 身体作り
これらの栄養素を、1日で全て摂取できるのが理想。
私たち一般人の場合、どれだけ摂取カロリーを消費し、余分な体脂肪をつけないかに苦戦している人が多いと思われます。しかし、日々ハードな練習を行っているアスリートにとっては、高たんぱく、低脂肪を理想とする食事の中、どうやってエネルギー確保をして行くかも大きな問題で、3回の食事の他、日に2回以上の補食も必要だそうです。日々の練習同様、コンスタントに食べる事自体がひとつの試練になりますね。

中でも最も重要なのは朝食

これはアスリートだけでなく、私たちも同じこと。練習に集中できない、途中で疲れる、眠くなるという人は、朝食が足りない場合が多いと仰っていました。ご飯のお供を利用し、さらっと手軽に食べ易くする工夫が紹介されていました。

補食には、エネルギー源になる炭水化物を多く含むもの、カルシウムを多く含むものがお勧め。(おにぎり、パン、ヨーグルト、牛乳、100%ジュースなど)逆に、脂質の多い揚げ物や炭酸飲料などは控えた方が良いそうです。
現代人にコンビニ製品等は避けて通れないので、週に3回程度、ご褒美としては、認めても良いそうです。
この場合も、脂質量が15%以下のものがベスト。それに加え、大人の場合は飲酒の問題も関わって来ますが、たんぱく質を多く含むものをおつまみとして一緒に摂取すると良いそうです。

女性アスリートの食事

今回は、体格の大きな男性アスリートの食事に関する説明が殆どでしたが、女性アスリートの食事に関しても、少しだけ触れられていました。
女性の場合、ホルモンバランスを整える食事を心掛けるということ。ナッツ、アボカド、オリーブ油などの良質な脂質、食物繊維、カルシウムが必要だそうです。

最後に、運動後のリカバリーについて

「ゴールデンタイム」とも言われる運動後45分以内に、プロテインや補食の摂取を行いスイッチをオンにすることで、リカバリーが促進され、疲労回復やケガの防止になります。それにより、翌日もまた質の良いトレーニングが持続したかたちで行えるので、パフォーマンスの向上に繋がって行くわけです。また、就寝中も筋力アップのチャンスで、就寝前の牛乳摂取は効果的だそうです。

1時間半の講演のあとは質疑応答もあり、会場内からは幾つもの質問がされ、予定時間を超過して充実したものになりました。

おしまいに

中学生の頃、家庭科の教師が授業の中で「人は『頭で食べる』」と仰っていたのが印象的で、私もずっとそんな風に心掛けてきましたが、まさにアスリートの食事はそのもの。。。
真央ちゃんも、自分が今食べているものがどんな風に身体作りに関わってくるのか、興味深く質問されることが多かったと、講師の先生は話されていて、大物選手と直に関わった先生だからこそ聞ける裏話も興味深かったです。

この春から、部活動で毎日運動をするようになるちび子は、講演を聴いた日の夜から、身体作りのため、お風呂上りに牛乳を飲むのを習慣にしようと決めたようです。
もともと食品添加物などの情報を含め、食に関心の深い子でしたが、こんな風に自分なりに意識付けができると、一緒に講演を聴きに行って良かった!と思えます。
今回得た知識が、これからの自己管理にも繋がってくれると良いと思いました。
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そふぃあ
Posted by そふぃあ
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