平成の名水百選【宇棚の清水】妙高市|Dawn太と名水Part24
2015年10月16日
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小布施からの帰りは高速を途中で下り、妙高市にある笹が峰高原に立ち寄りました。
黒姫山、妙高山、火打山、焼山といった、2,000m級の山々に囲まれた標高約1,300m地点に、雄大な姿で広がる笹ヶ峰高原。その中にある笹ヶ峰牧場の中ほどに、今回目的の「宇棚の清水」が存在しています。標高が高いので夏場も涼しく、今夏、ちび子が部活の強化合宿でシゴかれた、ちょっと辛い思い出の地でもあります。

歩き始めから、目の前に広がる景色が日本で無いみたい。まるで、ヨーロッパの高原にでも迷い込んだような、そんな錯覚をしてしまうような山々と高原の雄大な世界が広がります。
秋早い場所なので、9月の終わりでも、もうすでに淡く紅葉が始まっていました。

5分程歩くと、牧場内に放牧された牛さんの群れを見つけることができました。

敏感な牛さんが1頭、遠~くにいるDawn太の姿を発見し…

すると、好奇心旺盛な1頭が群から離れ、ゆっくり、ゆっくりとこちらへと

「○○使い」のDawn太。ここでも、その威力を発揮したぁ~!


同系色だから、子牛だと思って呼びに来たのかも!?
さっきまでお食事中だった牛さんの頭には、これまた秋ならではの「バカの実(ひっつき虫)」がいっぱい付いていました。

そしてもう1頭、やっぱり同系色の牛さんが近づいて来て

ここで随分と時間を費やしてしまいそうだったので、早々に引き上げて本題へと。

「宇棚」とは、急峻な山々から傾斜がゆるくなった広い土地のこと言います。文化8年(1811年)第1回目の笹ヶ峰開拓が始まり、その頃に付けられた地名と言われてます。
宇棚の清水は、平成18年度に県の「輝く名水」として認定、平成20年度に環境省の「平成の名水百選」に認定されています。

笹ヶ峰高原から「ポコポコ」と水量豊富に湧き出す水。透明度も高く、手を入れるととても冷たいです。


柔らかくてすっきりとした、飲み口のまろやかな名水でした。(備え付けの竹筒は臭くて使えないので、容器持参が良いですよ。)

沢の音を聞いた時から、ずっとソワソワし通しだったDawn太。
水の流れの穏やかな浅瀬を探し、この日もやっぱり入水でした。(かなり沼地で)

湧水地点から1mほど先で川になって流れ、清水ヶ池へと流れ込んでいます。
牧場内に見えた牛さんたちの水飲み場の水も、この湧水が導水されているものと思われます。

こちらも透明度があり、池底まで透けて見えます。色づき始めた秋の光景が、水鏡に映って綺麗でした。

軽く迷子になりながらドイツトウヒの林を眺めつつ、再び牧場脇へと。
グルッ!とかなり大回りに歩いたので、グリーンハウスを出発してから、彼是50分も散策していました。

グリーンハウスは3時閉店のようで(ソフトクリームにもあり付けなかった)、4時を大きく回ったこの時間、周囲に人の姿などありません。
せっかくなので、広大な草原でしばし遊ばせていただきました。

走っている時は、まだこんな景色。

ロングリードを巻きつつ帰り支度をしていると、あっという間に雲が押し寄せる~!
写真を追って見ても、天空の高原の天気の目まぐるしい変化がお分かりでしょう。

ついつい本題から脱線してしまうほど、自然豊かで楽しい場所でした。
今頃は紅葉も終盤で、初雪を待つ頃になっているのかな。
Sunday, September 27, 2015(Dawn太 7ヶ月|生後216日)
黒姫山、妙高山、火打山、焼山といった、2,000m級の山々に囲まれた標高約1,300m地点に、雄大な姿で広がる笹ヶ峰高原。その中にある笹ヶ峰牧場の中ほどに、今回目的の「宇棚の清水」が存在しています。標高が高いので夏場も涼しく、今夏、ちび子が部活の強化合宿でシゴかれた、ちょっと辛い思い出の地でもあります。
笹ヶ峰牧場の牛さんを眺めながら宇棚の清水へ
笹ヶ峰グリーンハウス前に駐車場と案内地図が有り、そこから牧場を通って宇棚の清水へと向かいます。
歩き始めから、目の前に広がる景色が日本で無いみたい。まるで、ヨーロッパの高原にでも迷い込んだような、そんな錯覚をしてしまうような山々と高原の雄大な世界が広がります。
秋早い場所なので、9月の終わりでも、もうすでに淡く紅葉が始まっていました。

5分程歩くと、牧場内に放牧された牛さんの群れを見つけることができました。

敏感な牛さんが1頭、遠~くにいるDawn太の姿を発見し…

すると、好奇心旺盛な1頭が群から離れ、ゆっくり、ゆっくりとこちらへと

「○○使い」のDawn太。ここでも、その威力を発揮したぁ~!


同系色だから、子牛だと思って呼びに来たのかも!?
さっきまでお食事中だった牛さんの頭には、これまた秋ならではの「バカの実(ひっつき虫)」がいっぱい付いていました。

そしてもう1頭、やっぱり同系色の牛さんが近づいて来て

ここで随分と時間を費やしてしまいそうだったので、早々に引き上げて本題へと。
平成の名水百選 宇棚の清水
途中で道草を食いつつののんびり散策でも、10分程で宇棚の清水に到着です。
「宇棚」とは、急峻な山々から傾斜がゆるくなった広い土地のこと言います。文化8年(1811年)第1回目の笹ヶ峰開拓が始まり、その頃に付けられた地名と言われてます。
宇棚の清水は、平成18年度に県の「輝く名水」として認定、平成20年度に環境省の「平成の名水百選」に認定されています。

笹ヶ峰高原から「ポコポコ」と水量豊富に湧き出す水。透明度も高く、手を入れるととても冷たいです。

宇棚の清水
環境省 平成の名水百選(平成20年度)|県の輝く名水(平成18年度)|新潟県の名水
- 場所:新潟県妙高市大字杉野沢地内
- データ:水量 毎分3,200L|硬度 44mg/L|PH 6.6|水温 平均6℃

柔らかくてすっきりとした、飲み口のまろやかな名水でした。(備え付けの竹筒は臭くて使えないので、容器持参が良いですよ。)

沢の音を聞いた時から、ずっとソワソワし通しだったDawn太。
水の流れの穏やかな浅瀬を探し、この日もやっぱり入水でした。(かなり沼地で)

湧水地点から1mほど先で川になって流れ、清水ヶ池へと流れ込んでいます。
牧場内に見えた牛さんたちの水飲み場の水も、この湧水が導水されているものと思われます。

宇棚の清水から笹ヶ峰グリーンハウスへ
清水からの流れに沿って遊歩道が整備されているのですが、何度も、流れの早い川に入水を試みようとするDawn太。それを引きつつ12分ほどで、名水の流れ込む「清水ヶ池」に到着です。こちらも透明度があり、池底まで透けて見えます。色づき始めた秋の光景が、水鏡に映って綺麗でした。

軽く迷子になりながらドイツトウヒの林を眺めつつ、再び牧場脇へと。
グルッ!とかなり大回りに歩いたので、グリーンハウスを出発してから、彼是50分も散策していました。

グリーンハウスは3時閉店のようで(ソフトクリームにもあり付けなかった)、4時を大きく回ったこの時間、周囲に人の姿などありません。
せっかくなので、広大な草原でしばし遊ばせていただきました。

走っている時は、まだこんな景色。

ロングリードを巻きつつ帰り支度をしていると、あっという間に雲が押し寄せる~!
写真を追って見ても、天空の高原の天気の目まぐるしい変化がお分かりでしょう。

ついつい本題から脱線してしまうほど、自然豊かで楽しい場所でした。
今頃は紅葉も終盤で、初雪を待つ頃になっているのかな。
Sunday, September 27, 2015(Dawn太 7ヶ月|生後216日)
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