大谷ダムカレー♪|農家レストラン 悟空
2016年10月07日
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数日前のバイキング利用の際に見つけた▼この案内ポスター。

漢学の里しただでは、土・日・祝日はランチバイキングになってしまうので、ダムカレーの提供は平日のみなんですね。
最近、食べ歩きを始めたダムカレー!平日来い!といわれるなら行きますよぉ。
ちょっと寂しくも感じるけど、雨の日の下田って好きなんですよ。雨に濡れた八木ヶ鼻がお好きだった、諸橋博士の影響かな!?

まだお昼前の11時半、道の駅内にある 農家レストラン 悟空に到着。さすがに、平日のこの時間はの~んびりとした感じで、私が一番客でした。

リニューアル以前も含め、平日に農家レストランを訪ねたのは初めてでしたが、農家さんからの野菜を使ったというサービス料理の提供がありました。

さすが、秋の下田らしく、この日は地元産さつまいもを使った2品。
1つは、先日のバイキングにも並んでいた「栗きんとん」。もう1つは、以前のバイキングに食べて、また食べたかった「芋ようかん」

「へぇ~、平日ってちょっとお得なんだな!」と感心していると、お昼時刻目掛けて次々に来店される方々があり、気が付けば店内6割程度は席が埋まる状態でした。
10分ほどして、お目当てのカレーが運ばれてきました!

非公認ながら、ここだけオリジナルの「大谷ダムカード」1枚がサービスされます。
裏面には、ダムカレーの紹介も!

下田を流れる五十嵐川上流に、笠堀ダムと隣接してあるロックフィルダム「大谷ダム」を再現したダムカレーです。

これまで出会ったダムカレーの中でも、ダントツに具が充実していてボリューム満点!
下田産の野菜(生サラダ、赤パプリカ、エリンギ、レンコン、サツマイモ、カボチャ)が素揚げされて盛り込まれ、良いお湯の出る温泉を抱えた土地を表現し、温泉卵もトッピング。
そして驚いたのが、最初、隠れていて気付かなかった、この豚肉の塊!

地元産「三条ポーク」を柔らかくなるまで煮た後、食べ応えを感じる厚切りにし、さらに香ばしく炙ってから盛られていました。厚さが1センチ以上もあるので、好きな大きさで頬張れ、噛むごとに肉の旨味が口いっぱいに広がります。
良いお肉は脂が甘いですし、食べたあともスッキリしていますね。((美^~^味))
ダムに見立てたご飯は、下田産のコシヒカリ。ダム湖のカレーは、良く煮込まれたタイプの中辛味。
これは、大満足の1杯に出会えました!
🍛日本ダムカレー協会

ご飯に荏胡麻味噌を塗って炙った、昔からの下田の郷土料理(マタギ料理)、2008年11月9日以来、実に8年ぶりの再会です。
以前は「ひこざぇん」と表記してあったのですが、読み難いのでリニューアル後からは「ひこぜん」の名でメニューに載っているようでした。
バイキングにも郷土料理として、ひと口「ひこぜん」を出して欲しいなと思うのですが、荏胡麻の供給が追い付かないのでしょうし、手間暇掛かる料理なのだと思います。
兎にも角にも、今の私の「食べ歩きのルーツ」であるこのメニューに再会できて本当に嬉しく、お腹いっぱいになったお昼でした。
ご馳走様でした。
お腹が満たされた後は、5年ぶりになる大谷ダムの見学です。
大谷ダムは、すぐお隣にある笠堀ダムの容量が足りないため、昭和46年(1971年)に着工し、平成5年(1993年)に県が完成させたロックフィルダムです。

五十嵐川上流部には2つもダムがあるにも関わらず、大雨になれば度々氾濫してしまい、近年にも死者を出すような大水害が起こっています。
利水用の排水口

ダム下流の様子

堤体横からロックの様子など(右側はダム湖)

非常用洪水吐の導流部 ※下に見える△の真下に、先に見た利水用排水口があります。

非常用洪水吐

資料館前から見る非常用洪水吐(手前)とロックの天端

資料館前広場と天端の様子

堤高:75.5m 堤頂長:360.0m 堤頂幅:10.0m
八木ヶ鼻に生息するハヤブサをイメージしたモニュメント「カリヨンの鐘」
時間に合わせ、メロディーチャイムが鳴り響きます。

下田の有名なアノ花にちなみ、ダム湖はひめさゆり湖と呼ばれています。

集水面積:56.2㎢ 貯水池面積:1.01㎢ 総貯水量:2,110万㎢

建設当時は、五十嵐川ダムという名称になる予定でしたが、湛水時の地元民の要望により、水没地区である大谷集落の名前を残すため「大谷ダム」となっています。
晴れて気持ちの良い眺めの大谷ダムの様子は、5年前の夏に訪問のこちらの記事からどうぞ!
14年もの歳月をついやして完成した「大谷ダム」の、完成までの軌跡などが映像や展示で、わかりやすく紹介してあります。

ロックフィルの構造についての展示

ロックフィルと呼ばれる内部は、水が漏れないように遮る「コア」、コアを支える「フィルター」、ダム全体の安全を受け持つ「ロック」の三層で構成されています。
普段は、ダム湖の半分ほどが「常時満水位」ですが、洪水時はその倍程度の高さまで貯水可能だそうで、近年に起こった「7.13水害」の際には「洪水時満水位」のギリギリまで水位が上がったそうです。
現在、ダムの水が湛えられている「ひめさゆり湖」の湖底には、600年余りの歴史を持つ「大江」と「大谷」、2つの集落・46世帯の家屋や土地が沈んでいます。

今ではもう二度と見られなくなった、下田・山奥の集落で生活する、在りし日の様子を紹介するパネル展示がありました。
ダム周辺の国道289号線沿いには「大江大谷ダム記念碑」や、現在は八木神社に合祀されている「大谷神社跡碑」なども見ることができます。

「守門岳の麓から、悠久の時を経て湧き出た天然水」というキャッチフレーズの三条市が誇る名水「千年悠水」で淹れたコーヒー。
こちらでは資料館内の売店で販売され、アイスコーヒーの場合は¥140と、手頃なお値段でいただけます。
先に立ち寄った「漢学の里しただ」でも、ホットコーヒーやアイスコーヒーでいただいたことがありますが、名水コーヒーは渋みや酸味が抑えられ、いつ飲んでもマイルドで美味しいです。
一緒に写るのは、資料館で平日のみいただける「笠堀ダム」と「大谷ダム」のダムカード。
いろいろと、平日はお得!を実感した1日でした。
Thursday, September 29, 2016

漢学の里しただでは、土・日・祝日はランチバイキングになってしまうので、ダムカレーの提供は平日のみなんですね。
最近、食べ歩きを始めたダムカレー!平日来い!といわれるなら行きますよぉ。
道の駅 漢学の里しただ内の農家レストラン 悟空で「大谷ダムカレー」をいただきました
再び、平日のお昼に道の駅 漢学の里しただにお邪魔しました。ちょっと寂しくも感じるけど、雨の日の下田って好きなんですよ。雨に濡れた八木ヶ鼻がお好きだった、諸橋博士の影響かな!?

まだお昼前の11時半、道の駅内にある 農家レストラン 悟空に到着。さすがに、平日のこの時間はの~んびりとした感じで、私が一番客でした。

リニューアル以前も含め、平日に農家レストランを訪ねたのは初めてでしたが、農家さんからの野菜を使ったというサービス料理の提供がありました。

さすが、秋の下田らしく、この日は地元産さつまいもを使った2品。
1つは、先日のバイキングにも並んでいた「栗きんとん」。もう1つは、以前のバイキングに食べて、また食べたかった「芋ようかん」

「へぇ~、平日ってちょっとお得なんだな!」と感心していると、お昼時刻目掛けて次々に来店される方々があり、気が付けば店内6割程度は席が埋まる状態でした。
10分ほどして、お目当てのカレーが運ばれてきました!
平日限定 大谷ダムカレー(¥980)|2016年6月27日~提供

非公認ながら、ここだけオリジナルの「大谷ダムカード」1枚がサービスされます。
裏面には、ダムカレーの紹介も!

下田を流れる五十嵐川上流に、笠堀ダムと隣接してあるロックフィルダム「大谷ダム」を再現したダムカレーです。

これまで出会ったダムカレーの中でも、ダントツに具が充実していてボリューム満点!
下田産の野菜(生サラダ、赤パプリカ、エリンギ、レンコン、サツマイモ、カボチャ)が素揚げされて盛り込まれ、良いお湯の出る温泉を抱えた土地を表現し、温泉卵もトッピング。
そして驚いたのが、最初、隠れていて気付かなかった、この豚肉の塊!

地元産「三条ポーク」を柔らかくなるまで煮た後、食べ応えを感じる厚切りにし、さらに香ばしく炙ってから盛られていました。厚さが1センチ以上もあるので、好きな大きさで頬張れ、噛むごとに肉の旨味が口いっぱいに広がります。
良いお肉は脂が甘いですし、食べたあともスッキリしていますね。((美^~^味))
ダムに見立てたご飯は、下田産のコシヒカリ。ダム湖のカレーは、良く煮込まれたタイプの中辛味。
これは、大満足の1杯に出会えました!
🍛日本ダムカレー協会
平日レストランで念願だった「ひこぜん」との再会
そして、休日のバイキング時にしかお邪魔できないため、平日にここへ来たら食べたいとずっと思っていたメニューも!ひこぜん(¥600)

ご飯に荏胡麻味噌を塗って炙った、昔からの下田の郷土料理(マタギ料理)、2008年11月9日以来、実に8年ぶりの再会です。
以前は「ひこざぇん」と表記してあったのですが、読み難いのでリニューアル後からは「ひこぜん」の名でメニューに載っているようでした。
バイキングにも郷土料理として、ひと口「ひこぜん」を出して欲しいなと思うのですが、荏胡麻の供給が追い付かないのでしょうし、手間暇掛かる料理なのだと思います。
兎にも角にも、今の私の「食べ歩きのルーツ」であるこのメニューに再会できて本当に嬉しく、お腹いっぱいになったお昼でした。
ご馳走様でした。
道の駅 漢学の里 しただ
- 住所:新潟県三条市庭月451-1
- 営業時間:10:30~16:00(食事は10:30~15:00)|土・日・祝日はランチバイキングのみ
- 定休日:第3月曜日(祝日の場合は翌日)|5・8・10・11月は無休
- 備考:平成25年4月28日リニューアルOPEN
5年ぶりに大谷ダム見学

お腹が満たされた後は、5年ぶりになる大谷ダムの見学です。
大谷ダムは、すぐお隣にある笠堀ダムの容量が足りないため、昭和46年(1971年)に着工し、平成5年(1993年)に県が完成させたロックフィルダムです。

五十嵐川上流部には2つもダムがあるにも関わらず、大雨になれば度々氾濫してしまい、近年にも死者を出すような大水害が起こっています。
利水用の排水口

ダム下流の様子

堤体横からロックの様子など(右側はダム湖)

非常用洪水吐の導流部 ※下に見える△の真下に、先に見た利水用排水口があります。

非常用洪水吐

資料館前から見る非常用洪水吐(手前)とロックの天端

資料館前広場と天端の様子

堤高:75.5m 堤頂長:360.0m 堤頂幅:10.0m
八木ヶ鼻に生息するハヤブサをイメージしたモニュメント「カリヨンの鐘」
時間に合わせ、メロディーチャイムが鳴り響きます。

下田の有名なアノ花にちなみ、ダム湖はひめさゆり湖と呼ばれています。

集水面積:56.2㎢ 貯水池面積:1.01㎢ 総貯水量:2,110万㎢

建設当時は、五十嵐川ダムという名称になる予定でしたが、湛水時の地元民の要望により、水没地区である大谷集落の名前を残すため「大谷ダム」となっています。
晴れて気持ちの良い眺めの大谷ダムの様子は、5年前の夏に訪問のこちらの記事からどうぞ!
大谷ダムふれあい資料館
大谷ダムふれあい資料館にもお邪魔しました。14年もの歳月をついやして完成した「大谷ダム」の、完成までの軌跡などが映像や展示で、わかりやすく紹介してあります。

ロックフィルの構造についての展示

ロックフィルと呼ばれる内部は、水が漏れないように遮る「コア」、コアを支える「フィルター」、ダム全体の安全を受け持つ「ロック」の三層で構成されています。
普段は、ダム湖の半分ほどが「常時満水位」ですが、洪水時はその倍程度の高さまで貯水可能だそうで、近年に起こった「7.13水害」の際には「洪水時満水位」のギリギリまで水位が上がったそうです。
現在、ダムの水が湛えられている「ひめさゆり湖」の湖底には、600年余りの歴史を持つ「大江」と「大谷」、2つの集落・46世帯の家屋や土地が沈んでいます。

今ではもう二度と見られなくなった、下田・山奥の集落で生活する、在りし日の様子を紹介するパネル展示がありました。
ダム周辺の国道289号線沿いには「大江大谷ダム記念碑」や、現在は八木神社に合祀されている「大谷神社跡碑」なども見ることができます。
ここにもあった名水コーヒー
千年悠水コーヒー(¥120)

「守門岳の麓から、悠久の時を経て湧き出た天然水」というキャッチフレーズの三条市が誇る名水「千年悠水」で淹れたコーヒー。
こちらでは資料館内の売店で販売され、アイスコーヒーの場合は¥140と、手頃なお値段でいただけます。
先に立ち寄った「漢学の里しただ」でも、ホットコーヒーやアイスコーヒーでいただいたことがありますが、名水コーヒーは渋みや酸味が抑えられ、いつ飲んでもマイルドで美味しいです。
一緒に写るのは、資料館で平日のみいただける「笠堀ダム」と「大谷ダム」のダムカード。
いろいろと、平日はお得!を実感した1日でした。
Thursday, September 29, 2016
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