笠堀ダムカレー♪|三条
2016年10月24日
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雨だったこの日は、先に訪れた大谷ダムのすぐお隣、同じ三条市下田地区にあるもうひとつの「笠堀ダム」をイメージしたカレーを楽しむため、再び下田の地にお邪魔しました。

現在、笠堀ダムに連絡する県道は、ダム嵩上げに伴う工事のために終日全面通行止め。平成26年の春に開始された工事は、平成29年度の完成を目標としているため、あと1年余りはダム見学ができません。

1つ目は、平成16年(2004年)7月13日からの大雨により、新潟県と福島県で起こった死者を伴う豪雨災害。通称「7.13水害」。
この時▼写真右側コンクリートに黄色いラインが示すよう、笠堀ダムの最高水位は笠堀湖ギリギリの状態でした。

さらに2つ目は、平成23年(2011年)7月26日~30日にかけ、県・中越地方、下越地方、福島県会津地方で発生した「新潟・福島豪雨」。この直前、我が家は下田地区の史跡や神社仏閣を何度も訪ねていたこともあり、少しだけ水が引いた頃、下田地区の様子を目の当たりにしています。
今回の笠堀ダムの嵩上げ工事は、この時の災害による「五十嵐川災害復旧助成事業」。
ダムの高さを4m嵩上げし、洪水調節容量を、現在の870万㎥から1,050万㎡に増やすのだそうです。(総貯水容量は1,540万㎡→1,720万㎡ということなのかな?)これで三条市内下流域が、さらに安全な町になってくれると良いですね。

館内には「和」「洋」2つのレストランを完備していて、チェックインの際にフロントで「食事利用」と告げると、食事のみの利用も可能です。
ダムカレーは、館内のお食事処「はくちょう」で提供されています。

白に木目のコントラストも綺麗な広い食堂内は、テーブルも小上がりもたっぷり用意され、一度に150名ほど収容できるようです。
お昼少し前の11時半に入店でしたが、休日の午前中、温泉でのんびりと過ごした人たちが早めの中休みのため、すでに座席の半分ほどは埋まっていました。館内着着用の様子からも、ここで昼食を済ませ、また午後から温泉三昧なのでしょう。

メニューも和・洋・スイーツと種類豊富。
日替わり魚料理は提供数が限られているためか、我が家がいる間に魚の種類がチェンジされ、引き続き提供されていました。
私の目的はただ一つ!ですが、お供の丼父さんとちび子は、それぞれに食べたいものを頼んでいました。

季節の小鉢、サーモンの刺身、舞茸の天麩羅、きのこのサラダ、おぼろ豆腐の黒蜜きなこ、味噌汁、漬物。
ご飯物は、鮭いくら丼、鮭きのこ釜飯、舞茸釜飯の3種類の中から選べ、ちび子は鮭いくら丼をチョイス。山まで来て、海の幸のメニューを選ぶなんて、子どもらしいです。多分、お店のメニューの中で、一番高い品がこちらだったと思います。

ご飯、味噌汁、漬物、小鉢、サラダ。そして、下田産の「紅の紅」を使った名物サツマイモコロッケ!
地元産のさつまいもを使って作ったコロッケが「紅コロ」として、下田のご当地グルメになっています。
揚げたてホクホクは、秋の味覚ですね!


高さ74.5mの重力式コンクリートダムを再現した「笠堀ダムカレー」
素揚げされたカボチャ、エリンギ、サツマイモ、そして葉モノ野菜。下田産の色とりどりな野菜に加え、笠堀ダムの嵩上げ工事に見立て、三条産ポークを使ったヒレカツをのせた、オリジナルダムカレーになっています。

こちらにも非公認ながら、オリジナルダムカードつきです。

同じ下田地区内でいただいた大谷ダムカレーが非常にボリュームがあったので、こちらも楽しみにして来ましたが、期待が膨らみ過ぎていたようでした…。
ポスターで見た印象と違って、嵩上げカツが貧弱。器が浅いので、カレールーもかなり少な目になっていました。
そして何よりも、ダムカレーはご飯を開けて「放流」して食べるのが楽しいのですが、こちらの生野菜にはガッツリドレッシングが掛かっているため、放流したら味が混ざってしまうという…。生野菜はそのままに、ドレッシングは別容器入りにして欲しかったです。
カレーの話だけに、辛口発言でごめんなさい!
カレーは普通に美味しかったのですが、いろいろと残念が目についてしまいました。
丼父さんとちび子の料理が半分も減った頃、遅れること10分過ぎにようやく提供されたのも、一緒に食事が楽しめず、どうなのかな?…と感じました。
ここにいれば1日過ごせるので、温泉利用客には便利なお食事処なのでしょうが、わざわざ食事だけに行く場では無かったのかも知れませんね。
ご馳走様でした。Sunday, October 9, 2016
🍛日本ダムカレー協会

現在、笠堀ダムに連絡する県道は、ダム嵩上げに伴う工事のために終日全面通行止め。平成26年の春に開始された工事は、平成29年度の完成を目標としているため、あと1年余りはダム見学ができません。

嵩上げ工事が必要になった近年の五十嵐川
三条市内を流れる五十嵐川は、上流部に笠堀・大谷の2つのダムを抱えながら、近年、2度にわたり大きな水害をもたらしています。1つ目は、平成16年(2004年)7月13日からの大雨により、新潟県と福島県で起こった死者を伴う豪雨災害。通称「7.13水害」。
この時▼写真右側コンクリートに黄色いラインが示すよう、笠堀ダムの最高水位は笠堀湖ギリギリの状態でした。

さらに2つ目は、平成23年(2011年)7月26日~30日にかけ、県・中越地方、下越地方、福島県会津地方で発生した「新潟・福島豪雨」。この直前、我が家は下田地区の史跡や神社仏閣を何度も訪ねていたこともあり、少しだけ水が引いた頃、下田地区の様子を目の当たりにしています。
今回の笠堀ダムの嵩上げ工事は、この時の災害による「五十嵐川災害復旧助成事業」。
ダムの高さを4m嵩上げし、洪水調節容量を、現在の870万㎥から1,050万㎡に増やすのだそうです。(総貯水容量は1,540万㎡→1,720万㎡ということなのかな?)これで三条市内下流域が、さらに安全な町になってくれると良いですね。
日帰り温泉施設いい湯らていでダムカレー
さて、堀ダムを再現したダムカレーがいただけるのは、下田地区、八木ヶ鼻を見上げる場所に位置する日帰り温泉施設「いい湯らてい」。男女ともに350名ずつ収容できるという大浴場を完備し、平日も駐車場がいっぱいになるくらいの人気の施設です。
館内には「和」「洋」2つのレストランを完備していて、チェックインの際にフロントで「食事利用」と告げると、食事のみの利用も可能です。
ダムカレーは、館内のお食事処「はくちょう」で提供されています。

白に木目のコントラストも綺麗な広い食堂内は、テーブルも小上がりもたっぷり用意され、一度に150名ほど収容できるようです。
お昼少し前の11時半に入店でしたが、休日の午前中、温泉でのんびりと過ごした人たちが早めの中休みのため、すでに座席の半分ほどは埋まっていました。館内着着用の様子からも、ここで昼食を済ませ、また午後から温泉三昧なのでしょう。

メニューも和・洋・スイーツと種類豊富。
日替わり魚料理は提供数が限られているためか、我が家がいる間に魚の種類がチェンジされ、引き続き提供されていました。
私の目的はただ一つ!ですが、お供の丼父さんとちび子は、それぞれに食べたいものを頼んでいました。
お食事処「はくちょう」提供料理
ちび子|秋彩御膳(¥1,580+税)

季節の小鉢、サーモンの刺身、舞茸の天麩羅、きのこのサラダ、おぼろ豆腐の黒蜜きなこ、味噌汁、漬物。
ご飯物は、鮭いくら丼、鮭きのこ釜飯、舞茸釜飯の3種類の中から選べ、ちび子は鮭いくら丼をチョイス。山まで来て、海の幸のメニューを選ぶなんて、子どもらしいです。多分、お店のメニューの中で、一番高い品がこちらだったと思います。
丼父さん|紅コロ定食(¥880+税)

ご飯、味噌汁、漬物、小鉢、サラダ。そして、下田産の「紅の紅」を使った名物サツマイモコロッケ!
地元産のさつまいもを使って作ったコロッケが「紅コロ」として、下田のご当地グルメになっています。
揚げたてホクホクは、秋の味覚ですね!

本命の笠堀ダムカレー
そして…や~~~っと来た!笠堀ダムカレー(¥980+税)|2016年6月25日より提供

高さ74.5mの重力式コンクリートダムを再現した「笠堀ダムカレー」
素揚げされたカボチャ、エリンギ、サツマイモ、そして葉モノ野菜。下田産の色とりどりな野菜に加え、笠堀ダムの嵩上げ工事に見立て、三条産ポークを使ったヒレカツをのせた、オリジナルダムカレーになっています。

こちらにも非公認ながら、オリジナルダムカードつきです。

同じ下田地区内でいただいた大谷ダムカレーが非常にボリュームがあったので、こちらも楽しみにして来ましたが、期待が膨らみ過ぎていたようでした…。
ポスターで見た印象と違って、嵩上げカツが貧弱。器が浅いので、カレールーもかなり少な目になっていました。
そして何よりも、ダムカレーはご飯を開けて「放流」して食べるのが楽しいのですが、こちらの生野菜にはガッツリドレッシングが掛かっているため、放流したら味が混ざってしまうという…。生野菜はそのままに、ドレッシングは別容器入りにして欲しかったです。
カレーの話だけに、辛口発言でごめんなさい!
カレーは普通に美味しかったのですが、いろいろと残念が目についてしまいました。
おしまいに
ちび子と丼父さんの頼んだ料理は、注文から15分くらいで届きました。なのに、ダムカレーだけは特別時間が掛かるようで、後から注文したお客さんたちの料理が次々と運ばれていく中、なかなか届くことはありませんでした。丼父さんとちび子の料理が半分も減った頃、遅れること10分過ぎにようやく提供されたのも、一緒に食事が楽しめず、どうなのかな?…と感じました。
ここにいれば1日過ごせるので、温泉利用客には便利なお食事処なのでしょうが、わざわざ食事だけに行く場では無かったのかも知れませんね。
ご馳走様でした。
いい湯らてい お食事処「はくちょう」
- 住所:新潟県三条市南五百川16番地1
- 営業時間:10:30~21:00
- 定休日:毎月第三水曜日(祝日の場合は翌日)|※正月三が日も営業
🍛日本ダムカレー協会
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