【閉店】蒲公英拉麺 YAMATO♪
2017年11月12日
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予報通り、朝から雨の土曜日。こんな日は、ずっと課題になったままだったお店を訪ねてみることにしました。
10ヶ月ぶりに出掛けてみると、前回はフリーで停め放題だった駐車場が、施設利用で無料になるものの、有料駐車場として整備されていたり。我が家が訪れたすぐ後に「第三期工事」が入ったそうで、以前の駐車スペースだった場所にも新たなコンテナが並び、さらに賑やかになっていました。

地元のブランド鶏「越の鶏」を使ったメニューがウリの食堂酒場です。

コンテナの店が8店舗に増え、食もスイーツも、選ぶ幅がさらに広がったわけですね!

入店時刻は昼時の12時半。店内は回転が良いようで、出て来た客と入れ替わり。
一人利用カウンター席2つ分以外は、全て埋まっているような状態でした。
とりあえず初回なので、素直に、前回見て気になっていたメニューをチョイス。

コンテナという限られた空間ながら、調理場と客席がキッチリ分けられ、ちょっとしたカフェのような印象も受ける空間でした。
店内は4人掛けテールブル4つ、2人掛けテーブル1つ、カウンター4席。カウンター席側の壁に、明かり取りに丸窓がついて、潜水艦の中にいるような雰囲気もありました。

フロア係の店員さんに食券を渡すと、2人掛けテーブルに案内されました。
卓上に用意された調味料は、コショウ、醤油、酢、コショウ、ラー油、タバスコ、ハバネロソース。
すでに券売機でメニューを決めてあるのに、卓上にメニューが置かれているというのもユニークです。(意外とあるスタイルですが…)
丼父さんの

透き通ったスープに中細麺。
一見すると、ごくごく普通の醤油ラーメンに見えますが、ちょこんとトッピングに添えられているのは、イタリア料理などでよく使われる「キノコの王様」ポルチーニ茸!ということは…、そう!スープにもポルチーニ茸が使われるという、とても独創的な1杯です。
柚子皮の風味もワンポイントだそうです!
私は

本店では限定品として好評だったメニューが、こちらの二号店ではレギュラーメニューとして提供されています。
紅ショウガのトッピングされたビジュアルから、県内のラーメンにはあまり見られないスタイルを感じます。
極太で歯切れの良いメンマ。
ショウガやニンニクなどを使わず、乳酸菌発酵により作られたチャーシューは、とても穏やかな味で、味噌・醤油、どちらに入れてもスープの味を損ねない気がします。
麺も特徴的で、初めて食べた瞬間、その「ツルみ」の良さに驚きます。米粉麺によくあるモチモチ感に似ていたので、最初は米粉入り麺なのだと思って食べていましたが、米粉麺は湯伸びし難い特徴がありますが、こちらの麺は食べるうちに伸びて柔らかな食感になってしまうので、これは米粉入りではないな…と。どうも、豆乳を使った独自の麺のようでした。
穏やかな味噌スープにはご当地色がいっぱい!地元・上越市三和区にある あおき味噌㈱ の味噌と、同じく三和区にあり、地酒「雪中梅」でお馴染みの ㈱丸山酒造 の酒粕を使った1杯。

「お好みでどうぞ!」と添えられた小皿には、越後の鍋料理には欠かせない上越・妙高の逸品「かんずり」。
地元産の唐辛子に、糀・柚子・塩を加え、3年の歳月をかけて発酵・熟成させたものが「かんずり」です。ただ辛いだけではなく、「雪さらし」と「熟成」により、コクや旨味を兼ね備えた奥深い調味料です。
味変でまた違った発酵の魅力が味わえる、まさに上越尽くしのラーメンでした。
ご馳走様でした。(Saturday, November 4, 2017)
上越妙高駅西口にあるコンテナ商業施設「FURUSATTO」
お邪魔したのは、今年になって早々にお邪魔したことのあるFURUSATTO。上越妙高駅西口にあり、昨年夏に完成したばかりの、コンテナ商業施設です。10ヶ月ぶりに出掛けてみると、前回はフリーで停め放題だった駐車場が、施設利用で無料になるものの、有料駐車場として整備されていたり。我が家が訪れたすぐ後に「第三期工事」が入ったそうで、以前の駐車スペースだった場所にも新たなコンテナが並び、さらに賑やかになっていました。
雪の香テラス
こちらは今年7月22日にオープンした「雪室銘茶」を使ったプリンをはじめとしたスイーツ販売の雪の香テラス
酉かつ
「新米」の文字が見えるこちらは、今年6月2日オープンの酉かつ地元のブランド鶏「越の鶏」を使ったメニューがウリの食堂酒場です。

桜花軒
▲写真右側に切れて分かり難いですが、私たちの前を歩いていたご夫婦が吸い込まれていったコンテナは、10月11日オープンしたばかりという洋食のお店 桜花軒コンテナの店が8店舗に増え、食もスイーツも、選ぶ幅がさらに広がったわけですね!
FURUSATTO内に店舗を構える蒲公英拉麺 YAMATO
さて、この日私たちが目指したお店は蒲公英拉麺 YAMATO。フルサットのオープンとともに歩むラーメン店で、上越市三和区にある人気ラーメン店「たんぽぽラーメン」の二号店です。
入店時刻は昼時の12時半。店内は回転が良いようで、出て来た客と入れ替わり。
一人利用カウンター席2つ分以外は、全て埋まっているような状態でした。
店内の様子
東京でアパレル関係の仕事をしていたという若いご店主は2年間のフランス生活の経験もあり、並ぶメニューは地元食材を使ったものから、今までのラーメン店には無いような、かなり独自な道をゆくものまで様々。とりあえず初回なので、素直に、前回見て気になっていたメニューをチョイス。

コンテナという限られた空間ながら、調理場と客席がキッチリ分けられ、ちょっとしたカフェのような印象も受ける空間でした。
店内は4人掛けテールブル4つ、2人掛けテーブル1つ、カウンター4席。カウンター席側の壁に、明かり取りに丸窓がついて、潜水艦の中にいるような雰囲気もありました。

フロア係の店員さんに食券を渡すと、2人掛けテーブルに案内されました。
卓上に用意された調味料は、コショウ、醤油、酢、コショウ、ラー油、タバスコ、ハバネロソース。
すでに券売機でメニューを決めてあるのに、卓上にメニューが置かれているというのもユニークです。(意外とあるスタイルですが…)
個性感じるYAMATOのラーメン
席数も程々なら、店内ほかのお客さんはすでに食事中ということもあり、5分もすると我が家の料理が運ばれてきました。丼父さんの
NEO醤油ラーメン(¥700)

透き通ったスープに中細麺。
一見すると、ごくごく普通の醤油ラーメンに見えますが、ちょこんとトッピングに添えられているのは、イタリア料理などでよく使われる「キノコの王様」ポルチーニ茸!ということは…、そう!スープにもポルチーニ茸が使われるという、とても独創的な1杯です。
柚子皮の風味もワンポイントだそうです!
私は
上越田舎みそラーメン(¥880)

本店では限定品として好評だったメニューが、こちらの二号店ではレギュラーメニューとして提供されています。
紅ショウガのトッピングされたビジュアルから、県内のラーメンにはあまり見られないスタイルを感じます。
極太で歯切れの良いメンマ。
ショウガやニンニクなどを使わず、乳酸菌発酵により作られたチャーシューは、とても穏やかな味で、味噌・醤油、どちらに入れてもスープの味を損ねない気がします。
麺も特徴的で、初めて食べた瞬間、その「ツルみ」の良さに驚きます。米粉麺によくあるモチモチ感に似ていたので、最初は米粉入り麺なのだと思って食べていましたが、米粉麺は湯伸びし難い特徴がありますが、こちらの麺は食べるうちに伸びて柔らかな食感になってしまうので、これは米粉入りではないな…と。どうも、豆乳を使った独自の麺のようでした。
穏やかな味噌スープにはご当地色がいっぱい!地元・上越市三和区にある あおき味噌㈱ の味噌と、同じく三和区にあり、地酒「雪中梅」でお馴染みの ㈱丸山酒造 の酒粕を使った1杯。

「お好みでどうぞ!」と添えられた小皿には、越後の鍋料理には欠かせない上越・妙高の逸品「かんずり」。
地元産の唐辛子に、糀・柚子・塩を加え、3年の歳月をかけて発酵・熟成させたものが「かんずり」です。ただ辛いだけではなく、「雪さらし」と「熟成」により、コクや旨味を兼ね備えた奥深い調味料です。
味変でまた違った発酵の魅力が味わえる、まさに上越尽くしのラーメンでした。
おしまいに
こちらのお店、上越に拘っていながらなんで看板メニューにブラックラーメン?と思ったのですが、ご店主の出身が富山県なのだそうです。色は濃いままながら、かなりアレンジされているようなので、次回はそちらも試してみたいです。ご馳走様でした。(Saturday, November 4, 2017)
蒲公英拉麺YAMATO
- 住所:新潟県上越市大和5-26-1(フルサット内)
- 備考:2016年6月17日OPEN
2023年2月追記
フルサット内にあった蒲公英拉麺YAMATO店は、2020年6月末をもって閉店しています。
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